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四季便りバックナンバー
 
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2013.12.25
2013年もいよいよ終わりです。今年の後半は消費税増税の駆け込み需要もあって、建築業界はどの業者さんも近年稀な忙しさでした。四季の家工房のお客様は割と計画的に時間をかけられる方が多いので直接的な駆け込みはありませんでしたが、木工事の応援を頼まれたり、協力業者さんが忙しすぎて段取りがつかなかったりで、つられてバタバタしていました。年内引き渡しのお客様にも「本当に完成するの?」と、ずいぶん心配をかけてしまいました。

そんな慌しい年末でしたが、嬉しいニュースもありました。以前、この日記でも書いた事があるのですが、検査業務機関であるホームリサーチの「工務店グランプリ」で四季の家工房が全国で12位という成績をいただきました。全国と言っても全ての工務店の中で12位というわけではないのですが、年間約5000件の検査を行なうホームリサーチの登録工務店の中から「我こそは」と思う300社がエントリーして、工事管理や施工の優劣を競うグランプリです。そこそこ自信があってエントリーする300社の中の12位ですから、我ながら「ようやった!」と自分たちを褒めたい気持ちです。

工務店グランプリ 全国12位先日表彰式に呼んでもらったんで、久しぶりに東京まで行ってきました。表彰式の後は懇親会で、全国の工務店の社長や監督さん達とも交流できて色々と刺激をいただいてきました。そんな中で嬉しかったのは、四季の家工房みたいな、大工をやりながら会社の切り盛りをするような小さな建築屋が結構頑張っている事です。小さな組織が生き抜くにはとっても厳しい業界ですが、こういうところにも仲間がいると思うとホント心強く感じます。

今回の結果におごることなく、スタッフ全員力を合わせてお客様のための家づくりにまい進して行きますので、2014年も四季の家工房をよろしくお願い致します。
  小野  
 
2013.12.09
設計士の横井さん以前もこの「四季便り」で何度か登場してもらった事があるのですが、家相の事をものすご〜く研究している設計士の横井さんが、「こるも」と言う情報誌で紹介されているのでちょこっと便乗させて頂きます。で、その記事がコチラですね、初めての顔見せです!

家相と建築のデザインって、うまくまとめるのがとっても難しいのです。何故かと言うと、間取り図がないと家相は見れないので、まぁ普通は間取りを先に作って、それを家相見てくれる方に見てもらって、ここが悪いとか、これはこの方角に…とか、いろいろアドバイスをもらって、それを又間取り作りにフィードバックするわけですね。

そうすると、今度は間取りがうまくまとまらなかったり、デザインに影響したり、床面積が増えてしまったり、それだけならまだしも建築基準法に納まらなくなったり…と、まぁいろいろ矛盾する事が出てきてしまって、これがなかなかまとまらない…。

もちろん、いつも設計を頼んでるアツコさんも家相についてある程度の知識はあるんですが、実際に見てもらう人によってだいぶ基準も違うんで、良かれと思った事がそうでなかったり、結構困った経験が何度もあります。

で、横井さんなんですが、最初っから家相を気学としてとらえ、動線計画や建物全体のデザインに取り込んでくるので、出来上がった図面がとても合理的になっているんです。これができる設計士さんは、たぶん僕の知る限り岐阜にはいません。間取り、デザイン、温熱環境、そして家相…全てにこだわって家づくりしたい方にはお奨めの設計士さんです。

ところがこの方、検索してもあんまり出てこないんですよ。連絡先は皆無と言ってもいいほど出てきません。女性一人の事務所なんで、あんまり公開しすぎると怖いって本人も言ってますんで、何も情報を出してないんですね。ですので、ご興味のある方は四季の家工房にお問い合わせして頂ければご紹介致します。

ちなみに、横井さんと四季の家工房がコラボして完成させた住宅はコチラです。
岐阜県岐阜市 T様邸
愛知県半田市 I様邸

そうそう忘れちゃいけないんですが、家相についてはそこまでこだわらなくっても、「まぁそこそこでいい」って方は、ウチの梅村敦子も頑張ってますんで、こちらもヨロシク!
  小野  
 
2013.11.08
キッズスタジオに参加してくれた皆さんから、たくさんの声を頂きました。全部は紹介しきれませんが、少しだけ紹介させて頂きます。

「きょうはたのしかったし、いろんなことをおしえてもらえたし、さいしょはどきどきしたけどほんとにたのしかったです。」(6才 男子)

「一番おもしろかったのは、大工さんが一番おもしろかったです。今日このkids studioを体験して、すごくいい体験ができたのでまた来たいです。」(11才 女子)

「きょうはいろいろなけいけんができてありがとうございます。らいねんはおにいちゃんときます。」(8才 女子)

「でんきやさんでけっこうねじをはめるときにむずかしかったけど、おもしろかったです。おんなのこでもだいくさんになりたいです。」(7才 女子)

「まつのきるのがむずかしかったけどたのしかったです。3年生になってもまた来たいです。きょうもたのしかったです。」(8才 男子)

「今までは仕事などが楽しくないと思っていて、このかいじょうの仕事をやったら楽しかったのでよかったです。」(9才 女子)

「かべぬりでめちゃほめられたのでうれしかったです。おしえ方が上手だったです。今日、いろいろなお仕事ができてよかったです!」(12才 女子)

「子供が普段触れることのない体験が出来て、とても良い人生勉強になったと思います。今後も同じような機会を設けて頂けるよう要望します。」(保護者)

「大工さんになりたいと言い続けている娘のために来ました。貴重な体験ありがとうございます。このような職業体験をたくさんできる機会はなかなかないので、うれしかった様です。全部できなかったので、また機会がありましたら是非参加したいです。」(保護者)

「初めて来ましたが、とても楽しい内容催しでした。子どもがどれも自分でやることができて、身の回りの生活の中で実感のわく(家ってこうやって作られているんだな)内容体験でした。また来たいです。」(保護者)

「一度にいろいろな体験をさせていただきありがとうございました。子どもにとって初めての仕事体験が多く楽しかったようです。」(保護者)

「子供が2時間半あきずにずっと何かできたので、いい経験だったと思います。何かを作るのが好きなんだと、子供のことが少しわかりました。」(保護者)

「子供が真剣な目で体験していました。どの団体、会社の方も親切に声を掛けて下さり、安心して見守らせていただきました。ありがとうございました。」(保護者)

「雨天決行できる会場だということがありがたかったです。皆さんが子供たちに丁寧に接して下さり、うれしいです。」(保護者)

ボランティアで頑張ってくれたオジサン達には、このメッセージが一番のご褒美です!ありがとうございます!
  小野  
2013.11.01
今年も10月20日に「キッズスタジオ」を開催しました。試行錯誤の中で始めたイベントですが、早いもんで3年目7回目の開催となり、毎年参加してくれるリピーターのちびっ子も増えてきて、少しづつ地域に浸透してきたなぁと言う感じです。

又、チラシ配布にご協力頂いた、山県市、関市、美濃市、岐阜市の一部の小学校の皆様には心よりお礼を申し上げます。では、その様子をちょこっとご紹介します。

気密測定岐南町「株式会社美濃クラフト
シールでマスキングした銅板を硫黄の液に浸すと、あら不思議!銅板が化学変化で黒く色づいていきます。マスキングをはがすとオリジナルサインの出来上がり。マスキングを丁寧にカットするのがコツですね。

屋根工事体験岐阜市「山田瓦工事店」
「昔は土を使ったんだけど、今は釘で止めるんだよ」…屋根の模型に瓦を止め付けていきます。「一枚の瓦ってこんなに重たいんだ!」「こういう仕組みで雨漏りしないんだ!」って発見があったかな。

測量体験関市「土地家屋調査士・行政書士 古田多慶男事務所
道でこういう機械のぞいている人見た事がある…でも実際にのぞくのは初めてです。のぞいてみると思わず「うわっ!」「すげ〜!」と声が出ちゃう。しかもあんな遠くまで1mmの誤差もなく測れちゃうなんてすごい!
畳作り体験関市「遠藤製畳
本物の井草を使ってミニ畳作り。さすが畳屋屋さん!畳に座っての作業です。畳のヘリってこうやってつけるんだね。
障子作り体験関市「宮木建具製作所」
障子の桟の組子の製作です。これがたくさんつながってるのが本物の障子だね。これは小っちゃいから鍋敷きにでもしてね。
塗装体験山県市「建築塗装NPS」
2種類の塗料を使って、色の塗り分けの体験です。下地になる木材も、杉、桧、タモ、パインといろいろあるんで、好きなものを選んで塗ってみよう。塗料は良くかき混ぜないと、色むらの原因になるよ。

大工体験山県市「四季の家工房」四季の家工房の大工さんのブースです。ミニミニ建て方の体験です。4人一組になって柱や梁を組み立てて家の形を作っていきます。最初はぐらぐらしていた骨組みが斜めの材料を取り付けていくと、だんだん丈夫になってくる!

配管工事体験関市「三和住宅設備株式会社
水道屋さんの配管工事体験です。蛇口に配管を接続していくと、配管ができあがり!壁の中はこんな風になっているんだよ。最後に蛇口をひねると水の代わりに圧縮空気がシューっと出てきて、おもしろかったね。

剪定体験岐阜市「有限会社リビングデザイン
この枝は切っていいかな…?よーく考えて切らないとね。全体を見てどこを切って欲しがっているか、木の気持ちになってみてね。
左官体験美濃市「須田工務店
左から右に、すぅ〜っとコテを動かすんだ。だから左官って言うんだね。見いてると簡単そうなんだけど、やってみるとやっぱりむずかしいね。これは練習だから壁が斜めになってるけど、本当は垂直なんだよ。本職は天井に塗る事だってできるんだよ。

壁紙貼り体験山県市「山口装飾」
壁紙は壁よりもちょこっと大きめに切っておいて、貼り付けてから余分な部分を切り取るとうまくいくんだね。しわにならないように優しくこすってね。職人さんはカッターを使うとき、こんな定規を使ってるんだね。

タイル貼り体験山県市「有限会社フジタ技建
外装仕上げのタイル貼りの体験です。これは引掛け工法と言って、タイルが落ちてこないような仕組みになっているんだ。タイルって実際にはけっこう重たい物なんだね。

電気配線体験山県市「株式会社アラフカ電業
コンセントってこんなふうになってたんだ。電線をしっかりと差し込んで、壁に取り付けて、カバーを付けると、いつものコンセントと同じだね。スイッチも組み立てて、電球を取り付けて…あっ、本当に電気がついた!

自然石の乱貼り体験岐阜市「吉村造園土木株式会社
庭の敷石は自然石の乱貼り。まずは砂で均一に下地を作って、その上に石を配置するんだけど、組み合わせ方がむずかしくて、パズルみたいだ。最後は刷毛で余った砂を掃除するんだけど、これもちょっとしたコツがあるみたい。

足場体験山県市「四季の家工房
建築現場の足場って一度は昇ってみたかったんだ。階段を組み立てて、慎重に高いところに行ってみよう!
水平調整体験関市「コウケツ
あれ?この床斜めだね。ほら、ビー玉が転がっちゃう。この機械から出てくる水平なレーザー光線にあわせて床の傾きを直してみよう。レーザー光線に定規を合せながら調整していくと…ほら、ビー玉が転がらなくなったね。

地盤調査体験瑞穂市「エムエス地盤
みんなが立っている地面って、実はこうなってるんだよ。ちょっと、ゆすってごらん、ほら家が傾いちゃった。これを液状化って言うんだ。こうならないように、家を建てる前には調査が必要なんだね。

プランニング体験岐阜市「株式会社河口設計
高山市「有限会社アソートプランニング
アニメの主人公が住んでいる家って、こんな風だったんだ。サザエさんやちびまる子ちゃんの家の間取りを完成させてみよう。居間はこのあたりかな?今日はこの間取り図を見ながらテレビ見るとおもしろいかもね。

家事の煙体験山県市「山県市消防本部」
山県市の消防署の消防士さんも来てくれました。煙体験ハウスです。煙ってなんにも見えなくなるんだね。本当の火事にあってもあわてないようにしなくちゃね。
  小野  
 
2013.08.30
お盆明けからちょっと大がかりなリフォームの現場が始まってます。

リフォームの話をすると、「へぇ〜、新築だけじゃなくてリフォームもやっているんですか」と言われる事とが良くあるんですが、実はけっこうリフォームの仕事は多いんです。トイレだけのリフォーームとか、床の改修とか、小規模のリフォームを入れると、年間数十件は施工してます。たまにこうして日記などでお知らせしたりしているんですが、なぜか不思議と四季の家工房は新築のイメージが強いようです。

さて、今やってるリフォーム工事ですが、まず屋根を葺き替えて、キッチンやお風呂の配置も変えて、畳の部屋をフローリング床にしたり、窓を断熱サッシに交換したり、天井裏に断熱材を敷き込んだり、とかなり大がかりです。計画自体も一年がかりで、下見、計画&見積り、提案を何度も繰り返して、ようやく内容が固まったところでの着工です。

今回のリフォームのテーマなのが「残す」と「再利用」です。もちろん何でもかんでも残すわけではなくて、新しいところと古いところのメリハリだったり、新しいところに思い出の部分をさりげなく残したり、と言うさじ加減が肝心だと思います。そのさじ加減ですが、今回はコチラの提案と言うよりもお客様の「思い」を中心に計画をまとめました。

で、只今部分的に解体をしつつ、「残すものリスト」を作っていいます。こんな風に、寸法や状況をまとめてリストにしておけば、実際に取り付け作業を行う各職種の職人さんへの伝達がスムーズです。

リフォームで再利用する部材 リフォームで再利用する部材 リフォームで再利用する部材
  小野  
 
2013.08.20
キッズスタジオ参加者募集のお知らせです!「NPO岐阜・楽しい家づくり研究会」では、今年も子供たちの職業体験イベント「KIDS STUDIO」を開催します。今年も2回行いますが、まずは直近の大垣会場をご案内致します。

「キッズスタジオ 大垣会場」
日時 : 平成25年9月1日(日)10:00〜15:00 ※雨天決行
場所 : 大垣城ホール(大垣市廓町2丁目53)
対象 : 5歳児〜中学生

大垣のキッズスタジオは商店街振興組合のイベント「元気ハツラツ市」の中での開催になるので、参加申し込みや参加料は必要ありません。(中には材料費のみ必要なブースもあります。) 直接、会場の大垣城ホールにお越し下さい。

子供達には家づくりの職業体験をしてもらいますんで、ひらひらの服やサンダルなんかはできれば避けて、動きやすい服装で来てもらった方がイイですね。きびしい残暑も予想されますんで、水筒やペットボトルなど飲み物もお忘れなく!

キッズスタジオも4年目になりますんで、だいぶ子供たちに浸透してきてはいますが、「どんなことやるの??」と言う方は過去の日記も参考にしてみて下さい。

2010年のキッズスタジオの模様
2011年のキッズスタジオの模様
2012年のキッズスタジオの模様

それと四季の家工房の地元である山県市では、10月20日(日)に開催致します。こちらは事前申し込みが必要なので、又近づいてきたらご案内致します。楽しみにしていて下さい。
  小野  
 
2013.08.01
先日、名古屋まで試験を受けに行ってきました。何の試験かと言うと「赤外線建物診断技能師」と言う資格で、文字通り赤外線による建物の劣化や漏水などを調査する資格です。合格したかどうかは2週間ほどしないとわかりませんが、手ごたえとしては「意外と難しかった…」と言う感じです。要するに、合否は微妙なところですね。

赤外線建物診断ってどういうものかって簡単に説明すると、赤外線カメラで建物を撮影して温度分布を測定する事で、雨漏れやタイル・モルタルの浮きなどを、画像として「見える化」する事ができるのです。しかも、非接触・非破壊検査なので建物にもダメージを与えませんし、手の届かないような高いところも調査する事が可能です。

サーモグラフィと言った方がわかりやすいかもしれませんが、温度の高い部分が赤くなって、黄色、緑、青と順番に冷たい表記になっていきます。保温効果の比較など、テレビやパンフレットなんかでも目にした事があると思います。(「一般社団法人街と暮らし環境再生機構」のホームページも参考になるかと思います。)

ただ勉強してみると、なかなかそう簡単にはいかないもんで、気温や風の影響、外装材の材質による測定位置の変化、建物の立地条件によるカメラアングル、近隣建物からの反射などなど、相当な知識と経験がないと正確な診断はできないようです。

カメラもいろいろとあって、実際に診断に使えるものは安い機種でも40万円〜、中高層の建物にも対応できるとなると100万円以上もしてしまいます。実際にカメラをいじってみると0.1℃まで細かく温度差を拾う事ができて、目で見ても触ってみてもわからないような微妙な水分にまで反応してくれます。

中には数万円で手に入る機種もあって、実際にはこれでは正確な診断はできないのですが、撮影した画像は赤から青へのカラーチャートで見えるわけで、いかにも青い部分は雨漏りしているように見えるわけです。なので、これを悪用してお客様の不安を煽るような、詐欺まがいのリフォーム業者には要注意です。

どんなものにも言えるのかもしれませんが、普及に伴って良い部分と悪い部分が浮き彫りになってくるものです。赤外線建物診断もちょうど普及が始まる時期なのだと思います。そんな事もあって今回受験してみましたが、さて結果は…?
  小野  
 
2013.06.26
住宅向けの気密部材や換気部材のメーカーである「日本住環境株式会社」主催のセミナーを受講してきました。テーマは最近よく耳にする「低炭素住宅」です。

何故この言葉が良く聞かれるようになったかと言うと、もちろん環境意識の高まりもありますが「改正省エネ基準」と言うのが公布され、まさにこの10月から施行されると言う、私たち住宅供給業者にとっては避けて通れない大きな変化が目の前に迫っているからです。そして移行期間を経て平成27年にはこの基準が義務化されます。義務化されるとどういう事になるかって言うと…この基準をクリアした住宅を作る事ができない建築屋は仕事ができなくなるって事です。

で、この「改正省エネ基準」っていうのがどういう内容かと言うと、これまでは「こういう材料で作ればいいですよ」と言った仕様規定だったところを、建物全体の消費エネルギー量を軸にした省エネ性能の評価に変わりました。ですから、1軒1軒消費エネルギー量を計算しなくてはいけないのです。地域区分も細かくなり、より精密な値が求められるという事でしょうか…。反面、これまで単純に床面積で割っていた値を、これからは床、壁、天井(屋根)と言った建物の外側の表面積で割る事になるので、小規模の住宅にとっては逆に(計算上は)有利になるかもしれません。

そうなると、建物の断熱方法もガラッと変わるのかと言うとそうでもなくて、大雑把な言い方をしてしまうと、現行の「次世代省エネ基準」や「長期優良住宅」とほぼ同じような断熱や日射遮蔽施工をしておけばおおむねクリアするんじゃあないかと言う事です。そりゃそうですよね…現行で流通している建築材料が使えなくなったりしては、大混乱が起こりますから。

もちろん各メーカーさんも、新基準に適合した商品ラインナップや設計資料などを急ピッチで準備しているので、今後この手のセミナーや商品説明会が増える事と思います。法律がひとつ変わるって事は、各方面に大きな影響を与えますね。この数年の産業界の低炭素化に比べ、住宅分野は逆にエネルギー消費が増えているのが現状なので、末端の作り手である私たちも本腰を入れなくてはいけません。

振り返って「四季の家工房で現在作っている住宅はどうなのか」って言いますと、この基準とピッタリ同じ住宅はまだ建てておりません。じゃあ性能が悪いのかって聞かれると、いやいやそんな事はなくて、自分で言うのもなんですが結構充実した断熱仕様を採用しています。ただ厳密な定義としては、この「改正省エネ基準」にちょこっと満たないのが事実です。

では、なんで満たないのかと言うと…四季の家工房が得意とする柱や梁、屋根組みなどを意匠に取り入れた「木を見せる家」を作ろうとすると、構造材と断熱材との間に微妙な関係があるのです。通常見せないものを見せるってだけで施工上かなりの苦労があるのですが、さらにその奥の見えないところでは断熱や気密を確保するため、それはそれは涙ぐましい努力の数々があるんです。

柱見せの住宅をずうっと作ってきたからこそ、経験とノウハウの蓄積でややこしい意匠と、相応の性能の両輪を実現してきました。まぁ、ここで苦労話を始めるとキリがないのでやめときますが、おかげで、よくあるような壁と天井で囲まれた四角い部屋を作るのであれば、どんな厳しい基準を設けられても「へっちゃら」くらいの自信は持てています。

とにかく平成27年には「改正省エネ基準」が義務化されます。性能の良い建築ストックが増えるので、もちろんこれは良い事です。ただ、私たちとしてはこの基準をクリアしつつ四季の家工房らしい個性を保てるよう、更に独自の研究が必要です。そのためにも、これからもいろいろなセミナーに参加したいと思っています。

気密測定 気密測定それと「現状を知る」という事も重要です。で、現在建築中の現場で気密測定を受けたんですが、これが嬉しい事に測定士さんもびっくりするくらいの素晴らしい結果でした!

正式な報告書はまだ出ていませんが、現場での簡易計算ではなんと「0.2c㎡/㎡」でした。まぁ、この建物は外断熱の気密仕様で開口部もFIX窓が比較的多いので、良く出て当たり前と言えば当たり前なのですが、「目指せ0.5c㎡/㎡」くらいの勢いで施工していたのでホント嬉しかったです!
  小野  
 
2013.06.12
現在、四季の家工房は「ホームリサーチ」の工務店グランプリに挑戦中です。ホームリサーチと言うのは住宅の検査を専門とする会社なのですが、通常の検査業務とは別に全国の工務店を☆☆☆で格付けするという「工務店グランプリ」を展開中です。「ミシュランみたいな格付けを工務店に当てはめて評価する」と言うわけです。今回はその2回目のグランプリとの事ですが、先回のグランプリでは「まだ☆3つを獲得した工務店はない」との事です。

…と言うと「日本にはちゃんとした工務店はないのか?」と思われるかもしれませんが、そもそも建築基準法と言う法律で最低限の安全性は確保されているはずなので、違法建築でもない限り普通に経営している工務店はちゃんとしている…はずです。ホームリサーチの工務店グランプリは、そんな数ある工務店の中から「我こそは」と思う工務店が任意で参加するものなので、エントリーの段階から既にレベルがとても高いのです。

では、その格付けをどのように行うかですが…1軒の住宅につき全工期を通して10回の現場検査を受け、現場の検査員の目と検査員の報告に基づくダブルチェックで、各チェック項目を数値化していきます。例えば、おおよその工程に分けると、

1.基礎配筋
2.基礎出来形
3.土台
4.上棟
5.構造金物
6.防水
7.内外装下地ボードの止め付け
8.床材
9.ボードのパテ処理
10.竣工

…この様な主だった工程で現場検査をしてもらうのですが、その各1回の検査に約1〜2時間かけて念入りに見てもらいます。もちろん受け入れるこちら側としても、ただ施工した状態を見てもらうのではなく一度自主検査をした上で、施工に自信が持てる状態で検査を受けるのですが、やはり検査は緊張しますね…。検査員さんの目が一ヶ所を凝視している時なんかは「ん?なんか問題あるのかな?」とドキッとしたりもしますが、「丁寧にやってありますね」なんて言われてホッとしたりもしています。

なんでこうまでして細かい検査を受けるのかと言うと…工務店グランプリと言うある意味「力試し」みたいな所もありますが、一番の目的は「品質の高い建物を作れる工務店でありたい」と言う想いがあるからです。どんな小さな建物でも現場で作る建築物である限り、必ずと言ってよいほどマニュアルが当てはまらない取り合いとか納まりなど、その場で判断しなくてはいけない場面が出てきます。

そんな時、昔は「経験」とか「勘」なんてもので何とかなっていたのですが、今はそう言う時代ではありません。物事の理屈や材料、施工法など幅広い知識を付けておかないと、皆が納得で来る仕事はできません。理想を言えば、「コレで良い」の「コレ」の部分を全員がほぼ同じレベルで認識している事が望ましいと思います。

例えば同じ完成物を見て、ある人は「良い出来だ」と言って、ある人は「まぁまぁだ」と言って、ある人は「雑な仕事だ」と言うようではダメって事です。僕自身、自分では「まぁ良いだろう」と思った事が、お客様から「ダメ」の判定を頂いた経験も過去にあります。要するに「視点を変えなくっちゃいけない」って事です。そのためにも第三者の検査を受ける事は、僕たちにとって受動的な事ではなく能動的なアクションになります。

実際の所、検査を受けても受けなくても仕事の内容は変わらないです。点数稼ぎが目的ではないのですから…。でも「こういう内容の検査を受けるよ」と職人たちに言っておくと、いい意味の緊張感が現場に張り詰めるのも事実です。その上で☆印の評価が付いて来れば、自信も付くし張り合いにもなります。ちなみに、工務店グランプリの結果発表は今年の年末だそうです。お楽しみに!
  小野  
 
2013.06.07
雨の降らない梅雨です…現場仕事の僕たちにとってはそれはそれでありがたいのですが、農家の方にとってはかなり困った年ではないかと思います。

さて、現在四季の家工房では、愛知県の半田市にて木造住宅の新築工事を進めています。以前はものすごく遠く感じた知多半島ですが、高速道路のおかげで1時間ちょっとの距離になりました。あぁ、距離は変わらないんですけど、何せ信号もないし時間をはずせば渋滞にもほとんど遭遇しないので、下道の1時間と比べるとずっと楽に感じます。

今回の建物は以前岐阜市のT邸でご一緒した、環境設計mikanの横井杏起さんと言う女性の設計士さんを通してのご依頼で、リフォームを含めるとこれが3件目の案件になります。この方の建物の特徴は何かって言うと、徹底的に「気」に基づいた設計をする点です。

普段なにとて気にしていない人でも、いざ家を建てるとなると家相や年回りなど「とりあえずNGな事はやめとこうよ」となります。僕たちとしても最低限の知識はつけておくようにしていますが、それ以上となると専門の方に見てもらうなりして頂かないと計画自体進められません。

で、この横井さんは「気学」をものすごく勉強していて、おそらく岐阜近辺で「気学」と「設計」を兼ね備えているのは横井さんがピカイチなのではないかと思います。「気」も「設計」もディープな世界なので、それぞれのスペシャリストは多々お見えになるかと思いますが、両方できるって所がポイントなんですね。

…と言うのも、もし「気」や「家相」にまったく無頓着な人が設計したとして、その家相を見てもらうとNGがたくさん出てきたりもするんですね。そのNG箇所を直すべく図面の擦り合わせをしていくのですが、建物の設計もそんなに単純なものではないので、柱の位置や梁の架け方、耐力壁の配置、設備配管のルートなどなど、いじればいじるほど間取りや動線が崩れたり、矛盾が出てきたりしてなかなか簡単には整わないものです。

だから、一流の設計者と一流の家相見がブレインだったとしても、100%満足できる図面ができあがるとは限らないんですね。…そこで横井さんだ!間取りはもちろんなんですが、それ以前に家族全員の年回りの波から、着工時期、入居時期を割り出して、旧居と新居の方角や我々建築屋との相性まで全てを調整して一枚の図面にまとめる…これって結構すごい仕事だと思います。

僕などはそう信心深い方ではないのでが、少なくとも信じている人の心は理解できるつもりです。建て主さんが大事にしている事は、僕たちも大事に作っていきたいです。横井さんの図面を見ると、そういう思いがいっぱい詰まっているのだなぁと、いつもそう感じてしまいます。
  小野  
 
2013.04.05
ボーリングマシン現在、新しい新築工事が始まっています。これは、その現場の地盤調査の模様です。通常はSS(スウェーデンサウンディング式)調査か、あるいはレイリー波(表面波探査法)による調査を行っているのですが、今回は土質のサンプルを採取するボーリング調査のご依頼を頂きました。

一般的には、木造住宅程度の規模の建物だとボーリング調査まではしないので、まずは調査業者を探さなくては始まりません。実は僕も調査後のサンプルやデータを見た事はあったのですが、調査を手配するのは初めての事なんです…こんな時に助かるのが横の繋がりでして、一緒にキッズスタジオなどのNPO活動をしているMS地盤の吉良さんに相談して、専門の調査業者を手配してもらいました。

どんな調査をするのか簡単に説明しますと、まずは3本脚のやぐらを組んでボーリングマシンを設置します。直径が数センチ程度のパイプ状の刃物をマシンで回転させながら地盤に穴をあけていくんですが、この時パイプの中にドロドロの泥水を送り込んで先端部の摩擦を低減させます。送り込んだ分は溢れ出してくるんですが、溢れた泥水はポンプで回収して再びパイプに送られるので、思いのほか現場は汚れないものです。

で、この穴あけ作業を1メートルごとにいったん中断して、今度は先端にサンプラーを付けた鉄のロッドを打撃して打ち込んでいきます。これもただやみくもに叩くのではなくちゃんと決まりがあり、63.5kgのハンマーを75cmの高さから落下させて、ロッドが30cm沈み込む打撃回数を記録します。やぐらの上部にはこのハンマーを吊るすための滑車が付いていて、ロープで吊ったハンマーが上下するような仕掛けになっています。この時の打撃の回数が多いほど「地盤が堅い」って事になります。

打撃が終わるとロッドを一旦引き上げ、先端に付けたサンプラーを取り外します。サンプラーは2つに分かれていて、ちょうど竹を割ったような感じに分解する事ができます。パカッと開くとそこに詰まっている土質のサンプルが取り出せる…と言う仕組みになっています。

黄土色の粘土質のサンプル 青みがかった固結土のサンプルこの作業を1メートルごとに繰り返して、今回は10メートルまでサンプルを採取しました。表面から約3メートルまでは黄土色の粘土質のサンプルが出ましたが、それ以深は青みがかった固結土の層が続き、この層が支持地盤となる結果が得られました。

ボーリング調査のサンプル調査で得られたサンプルがどうなったかと言うと、調査から数日後には、このようなケースに納められて納品して頂きました。このサンプルは、最終的にはお客様にお渡ししますんで、新築の記録として、あるいは記念として永久保存して下さい。

ちなみにボーリング調査の費用ですが…敷地条件や調査深度によっても異なりますが、目安としては10数万円〜と思って下さい。
  小野  
 
2013.03.11
完成見学会

完成見学会
この週末は岐阜市のT様邸完成見学会を行いました。ご来場頂きました皆様、大変ありがとうございました。又、大切な新居を開放して下さった建て主のT様にも、心より感謝申し上げます。

完全予約制のシークレット見学会にもかかわらず、10名様分ご用意したお土産は全て無くなり、私たちとしては「大盛況」だったと思います。

今回のお土産は関の「カフェ・マビッシュ」さんの焼き菓子詰め合わせをご用意しました。「カフェ・マビッシュ」さんはけっこうユニークなお店でして、オープンカフェと言うか路上カフェ?と言うか…女性オーナーの感性がそのまま形になったようなお店です。

いろいろな土地で修業したり旅したり、たぶん彼女の感性はそう言うところから生まれてきているのだと思います。で、おもしろいことにDIY好きなもんで、お店もほとんど自分の手で作ってしまう…しばらく行かないとパーゴラが建ってたりカウンターが付いてたりして、生き物のように進化を続けている?お店です。これが又イイ味を出していて、僕たちのようなプロの出番はないですね!

オープンなもんで、お客さんはこの寒い中、薪ストーブに手をかざしながらコーヒーをすするのですが、こういう悪条件にもかかわらずお客が絶えないのが不思議なお店で、「ココのお客さん根性あるわ」と感心してしまいます。(笑)

まぁ、これからはだいぶいい季節になってくるんで、気持ちよくオープンカフェを楽しめますね。最近はギターキッズにお店を提供して、ミニライブやレッスンなんかもやってます。実は僕もそのギターキッズのひとりでして、そのよしみでちょこっとお店の宣伝をさせて頂きました。場所は本町の交差点の近く…って言えば関の人ならわかるかもしれません。どうしても行きたい方は、教えますのでメール下さい。

…毎回、見学会のお土産は結構悩んでいるんです。形式的にあげるものなんで何でもイイやとか、当たりさわりのないもので…とかではなく、やっぱり自分がもらっても嬉しいものを差し上げたいんですね。自分たちもモノ作りの仕事をしているので特にそう思うのかもしれませんが、作り手の顔が想像できるような、きちんと作っている事が伝わるような、そんなモノを用意できるとイイなぁと思っています。まぁ、毎回悩むんですが、悩みつつ選ぶって事も楽しい事です。
  小野  
 
2013.02.15
ブレーカー機能付きのコードこんなの買っちゃいました!モノ作りを仕事としてますんで、道具とは切っても切り離せない関係です。手工具などは一度買ったら一生モノと言う感じであまり買い替えたりはしませんが、電動工具やエアツールなどは常に新しい機種には注目していて、「コレはいいかも」と言うものがあったら少しづつ買い替えたりしています。

で、今回買ったモノがこの写真なんですが、一見短い延長コードに見えます…実はこれ、ブレーカー機能付きのコードなんです。ブレーカーと言うのは皆さんの家にも付いているはずですが、電気を使いすぎたり漏電した時に「ブチッ」と切れるアレです。過電流による火事を防止する安全装置ですね。黄色いコードの中央についているボックス部分がその「ブチッ」と切れる機能で、ブレーカー本体が防水されたケースの中に仕組まれています。

どういう場面で活躍するのかと言うと…リフォーム工事の時です。お客様が住んだ状態で工事をするリフォームや修繕などの時は工事に使う電源もお借りする訳なんですが、これが時々落ちちゃうんですね。落ちてしまうと作業にならない…だけではなく、お客様の使っている冷蔵庫やタイマーをセットした家電等が全部止まってしまって、大変なご迷惑をお掛けする事になります。家の中の作業だったりお客様が在宅の時ならすぐにブレーカーを元に戻せるのですが、外の作業でしかもお留守だったりしたらお手上げです。

まぁ、こうならないように気をつけていくつかのコンセントを使い分けたり、同時に大量の電動工具を動かさないようにしたり配慮はしているんですが、作業に熱中したり道具に思わぬ負荷がかかったりすると突然「ブチッ」とやってしまうんですね。

そこで、この写真のブレーカーをセットしておくわけです。万が一電気を使いすぎた場合でも、建物のブレーカーが落ちる前にこの手元のブレーカーが落ちてくれるので、お客様の家電などには全く影響与えません。又、自分たちも身近なところで復旧できるので、作業の中断が最小限で済みます。

実はこれ、取引先の板金屋さんに教えてもらいました。外仕事ばかりしている人たちなので、やっぱ、いいモノ知ってるわ。
  小野  
 
2013.02.04
住設機器のLIXILが2013の新商品が出揃って、ショールームの展示内容も大幅に入れ替えをしたって言うんで、内覧会のご案内を頂いた事もあってちょこっと顔を出してきました。内覧会と言っても今回のはプロユーザー対象の商品説明会と言った趣旨で、僕のような作業服姿から営業担当や設計事務所っぽい人など会場は大変な賑わいでした。

僕も弊社担当の間宮さんの案内で、ショールームをぐるっと一周見てきました。間宮さんって方は女性のアドバイザーなんですが、いわゆるショールームレディではなくて営業から現場廻り、引き渡し後の取扱い説明まで何でもこなしちゃう人で、主婦目線での対応がお客様にもウケが良いんです。写真を撮ってくれば良かったんですが、しまった!…と言うか、ショールームの写真を一枚も撮ってきませんでした。そんな訳で、それぞれの関連ページにリンクを貼っておきますんで参考にしてみて下さい。

では、かいつまんで小野の印象を。まずはユニットバスですが、新商品として「Kireiyu(キレイユ)」」と言う、文字通り「綺麗」をコンセプトとしたシリーズが発売されました。綺麗には2つの意味があると思うんですが、まずは形としての綺麗さ。まぁ、カッコよさとかシンプルさとか言い換えても良いと思いますが、直線を基調としてパーツとパーツがスッキリと納まっていて、でこぼこした形状や複雑な形状の取り合いが減った分シンプルに進化したと言う感じです。

もう一つの「綺麗」は綺麗に保つ工夫です。要は汚れが付きにくい素材としての表面処理や、掃除がしやすいような形状や仕組みとしての工夫です。例えば「くるりんポイ」と言う目詰まりしにくい排水口はご存知かと思いますが、こいつが進化して「新くるりんポイ」になりました。これまでは髪の毛なんかがこびりつかないいように水流でひとまとまりにしていたんですが、今回のバージョンはその機能プラス排水口自体もお手入れしやすいように内部の凹凸をとことん無くしています。これで、ヌメリなんかもひと拭きで掃除ができます。

後は浴槽の選択肢が増えていたり、浴室からサンデッキなどに出入りできる大型のテラス窓が付けられたり、壁厚のデッドスペースを利用した収納ラックなど、オプションもこれまでになかったラインアップが増えています。浴室単体のモデルチェンジと言うよりは間取りの考え方から変えられそうで、お客様への提案の範囲も広がりそうです。

それと、新商品ではないのですが、間宮さんお勧めの浴室設備として「シャワー・ド・バス」と言うシャワーシステムも紹介してもらいました。これは10ヶ所のノズルから全身シャワーを浴びられるって仕組みで、よくスーパー銭湯なんかについている全身シャワーブースをイメージしてもらえればわかりやすいかと思います。浴槽を洗ったり湯張りをしたりする手間がないので、気の向いた時にちゃっとシャワーを浴びたいって言うシャワー派の人にはピッタリだと思います。通常のシャワーと違って全身むらなくシャワーを浴びられるので、お風呂に浸かったのと同じくらいの温浴効果があるとの事です。

で、「これだけお湯を使うと、水道光熱費がどえらくかかるんじゃあないか?」と心配になりますが、各バルブは微細なシャワーになっているんで、これが案外節水できるそうで、一人や二人の入浴だったら浴槽に湯を張るよりも経済的との事でした。入浴時間帯がバラバラの家庭にも良いかもしれません。

キッチンについても一言コメントさせて頂きますと、こちらも排水口が進化しましてその名も「くるりん排水口」…もうお分かりかと思いますが、お風呂の「くるりんポイ」がキッチンにも登場したわけです。コンセプトは同じなんですが、キッチンとお風呂とではゴミの量も質も違います。当然キッチンの方がヘビーなんで、よりアクティブにくるりんとする仕組みが導入されています。(こんなコメントも見つけました。)

もう一点「おっ、これカワイイじゃん!」と思わず言ってしまったのが、キッチンに組み込まれているホーローのガスコンロです。これまでのガラストップやステンレストップとは印象が全然違って、ホーロー独特のぽてっとした温かみがある表情で、形状も余計な凹凸や突起がなくてきわめてシンプルです。五徳を外すとほぼフラットなトップとなるので、拭き掃除も楽にできると思います。フラットな部分が広いので鍋の仮置きなんかもしやすそうだし、バーナーとバーナーの間隔も若干広めに取られているので、鍋の取っ手を焦がす心配も減ると思います。

カワイイだけじゃあなくて機能的にも優れたコンロですね。カラーバリエーションも6色あり、シンクや扉の色とコーディネイトできます。僕だったら、ホワイトのワークトップにパールベージュのコンロ、明るめのブラウンの扉なんかイイんじゃあないかと思います。コンロ本体はリンナイ製のOEM商品で、LIXILキッチンにのみ組み合わせての販売です。そんなわけで四季の家工房オリジナルキッチンへの組み込みはできないですね…残念〜。欲しい人はLIXILキッチンを採用して下さい。

その他にもいろいろありましたが、全体的にお手入れ面での配慮や節水、ちょっとしたスペースを利用しての細かい収納の工夫などが見て取れました。これまで「こう言うの欲しいんだけど、売ってないから作っちゃおう」と言う感じで 手作りしていた「こう言うの」が既製品としてできちゃった〜と言う感じ…かな?ニッチだったところがニッチじゃなくなった訳だね…世の中は常に変化しているって事を実感したショールーム見学でした。さて僕らとしては「さらなるニッチ」を探究しようじゃないか!

ちなみに、ショールームを見学したい方はふらっと行ってもいいんですが、アテンドがついた方がわかりやすいんで、是非事前に予約をされる事をお勧めします。四季の家工房までご連絡を頂ければ間宮さん予約しますんで、お気軽にご連絡下さい。。

LIXILの景品PS.見学の景品としてこんなのいただきました。…えっ、コレどうすんの??って思ったけど、先々回の日記に書いた「寝床のスマホ読書」に使えそうだ!ありがとうございました。
  小野  
 
2013.01.25
中間決算Panasonicキャンペーンオール電化をお考えの方に緊急告知です!取引先の問屋さんから、「中間決算の超お値打ちキャンペーン」のお知らせが来ました。エコキュートがスゴイ値段なんです!具体的な価格はここでは言えませんが、370リットルのフルオートタイプで、コミュニケーションリモコンの仕様です。脚部の化粧カバーや架台など、通常別売りになっているアイテムもついてくるんで、ネット通販最安値とどっこいか、もしかしたらやや勝てるか…くらいの価格です。

設置や工事が必要な商品をネットで購入する時は、設置に必要な商品が別売りになっている事があるのでよく確かめてから購入して下さい。それと搬入経路やそもそも設置場所があるかどうかなど、本体の寸法はOKでもメンテナンススペースが必要だったり、運転音が出る設備なので、お隣りに迷惑をかけないような場所を検討しないと、あとあと問題になったりもしますんで、案外いろいろな条件があるものなんです。…って、何が言いたいかっていうと、ウチみたいな地元型の建築屋にご依頼頂ければ嬉しいなぁ…と言う事なんですが。(笑)

キャンペーン商品は他にもお掃除便器のアラウーノなんかもありますんで、チラシを参考にして下さい。こちらもかなりお値打ちになっています。通常の洋式便器をお使いでしたら、配管はそのままで器具の交換だけで済みます。近くにコンセントが無い場合は電気工事も必要になります。で、これらの商品は「売り切り御免」なんで、無くなった時点でキャンペーンは終了となります。

トキメキFestaついでにもうひとつご案内です。2月16日(土)と17日(日)の2日間、岐阜のパナソニックショールームにて、「トキメキFesta」と言うイベントがあります。もちろん住設機器を見て頂くのがメインなんですが、POLAさんのパラフィンパックハンドトリートメントのコーナーとかもあるんで、ヒヤカシ半分で行ってみてもいいかもしれませんね。手が荒れるこの時期…癒されに行ってみてはいかがでしょうか。

申し込みとかは必要ないので、受付で「四季の家工房で聞いた」と言って頂ければOKです。こちらもチラシを貼っておきますんで参考にして下さい!
  小野  
2013.01.22
僕は活字中毒である。

別に「趣味は読書です」って訳でもないのですが、毎晩必ず本を読みながら眠りにつくのが習慣になってしまってます。毎晩読んでいるのだから相当な読書量なのかと思われるのですが、きわめて遅読なもんで、読んだ本の量はたかが知れています。

一言一句漏らさず読むし、少しでも腑に落ちない点があると何度でも繰り返し読むもんで、なかなか進まないんです。斜め読み、飛ばし読みなんか絶対できない!文体が綺麗だったり、表現が気に入った部分なんかも、つい読み返してしまいます。しかも、読みだすと案外早く眠たくなるんで、1日に読む量は数ページとか、ひどい時は昨日読んだところを探しつつ、物語の展開を思い出すため読み戻しているうちに眠ってしまうんで、進むわけがない…。

これだけじっくり読んでいるんで、さぞや心に残っていいるかと思いきや、案外すぐ忘れてしまってるんで、ホント何のために読んでいるのか良く分かりません。なので、「趣味は読書です」とは決して言えないんですね。

どんなのを読むのかと言うと、小説、エッセイ等ならば何でもOKです。同じ本を2度目、3度目ってのもありですね。何せあらかた忘れてしまってるんで、こう言う時には便利です。要は何でもイイんです。もちろん、読みたい本を探してきて読む事もありますが、何を読もうか迷った時には「名作」と言われている本を読んでいます。

最近は、年末年始にかけて鴨長明の「方丈記」を読みました。経済が疲弊している状況下での住まいのあり方など、落ちぶれてしまった作者なりのうがった目線で描かれていて、妙にリアルで面白かったです。まぁ、原文は意味わからないんで対訳付きの本ですけど。

今は夏目漱石の「坊ちゃん」を読んでいます。思えば「坊ちゃん」を初めて読んだのは小学校の4年生か5年生の事で、同級生のクスミ君と言う子が「すべり台から飛び降りられるかどうか」って言う賭けをして、飛んだはいいが脚をくじいて保健室に運ばれたって事があって、先生がそれを「坊ちゃん」みたいだと言ったのをきっかけに興味が湧いて読んでみたのだった。

本当に、何がきっかけになるかなんてわからないものです。 その時は、なんだか良く分からないままにとりあえず完読した事だけ覚えていて、「オレ、ソーセキ読んだぜ」とか大人ぶって吹いて回っていたような…とにかく、難しくて内容は何も理解はしていませんでした。今にして思えば、教師の人間的な側面や横恋慕なんかも出てきますんで、理解できなくても無理はなかったかな。

先回の日記でスマホの事を書きましたが、スマホでは「坊ちゃん」を無料で読めるんですよ。しかも、ページをめくるのは指でちょんとやるだけだし、本が閉じてしまわないように押えておく必要もないんで布団から腕を出さずに済むんです。寒い時期の布団読書にはとってもありがたい!
  小野  
2013.01.16
昨年の暮れに、とうとうスマホに乗り換えました。ガラケーで何とて不自由も感じていなかったんで、「オレは変えねーよ」ってずっと言ってたんですが、まわりの変化にもついて行かなくっちゃいけないんで重い腰を持ち上げたって感じです。

その「まわりの変化」ってのは、僕以外のウチのメンバーが全員スマホになっちゃっていて、Line(ライン)を使った業務連絡や、GPSの位置情報でお互いの現場を教えあったりしているらしいんですよね…。聞く所によると、金物屋に位置情報と共に「ビス1箱もってきて!」と送信すると、ナビ見ながら現場までやって来るらしい…これまでのように事務所から地図をFAXしたりする必要がなくなるわけだ!

一昔前ならジェームス・ボンドくらいしかできなかった技を、金物屋のお兄ちゃんも出来るようになっちゃったんだから参っちゃう…WEBカタログも開けるし、PDFやエクセルも開けられるし、自分で作った図面やデータなんかも持ち歩けて、現場でのいろいろな問題解決にも役立ちそうです。

とは言え、スマホに対応しているカタログならいいんですが、やたら枚数の多いPDFだと探すのに一苦労で、各メーカーのサイトがスマホ対応になるのが待ち望まれます。自分で作るデータも、これからはスマホで開く事をイメージして作らなくてはいけませんね。

ここまで使えるツールになっているんなら、使わない理由も見つからない。「こんなもんいらん」と言っていた癖に、持てば持ったでけっこうオモシロイ…音楽入れたり、アプリ探しに行ったり、しばらくは「遊び」の方が多いかな?
  小野  
 
2013.01.01
あけましておめでとうございます。

世の中は年々変化のスピードを上げ、今年も「激動」の一年になるであろう事は誰の目にも明らかです。こういう時こそ、風の力をさらりと受け流しつつもしっかりとした根で幹を支える、僕が大好きな「柳の木」のようにありたいと思います。

世間のトレンドに流されるのではなく、僕たちを必要としてくれるほんの少しの方たちのために、全力で応えられるよう日々努力して参ります。本年もよろしくお願い致します。
  小野  
 
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