岐阜と愛知で一生愛着の持てる家を自由に建てる!
大工と造るデザイン住宅が「あなたの家」を実現します。

木の温もりの新築デザイン住宅 四季の家工房  
 
細かい仕事もお任せください
 
四季の家工房公式インスタグラム
 
美山ハウスのご案内
 
 
トップページに戻る
 
完全自由設計の新築/リフォーム
  • トップ
  • 四季便りバックナンバー2012
四季便りバックナンバー
 
最新<<20142013201220112010>>最初
 
2012.12.25
本年もあとわずか…仕事納めまでは、ホントわずか。今年も良く働きました。年内にお引渡しできた新築住宅が4軒…これは僕たちとしては多い方です。その分リフォーム物件はちょっと少なかったかもしれませんが、先日の屋根工事など初めて経験させて頂くような難工事も乗り切っての年の瀬です。

一年を通して嬉しかった事の一つに、不特定多数の方から「四季の家工房さんの現場はいつも綺麗だねぇ」と声を掛けられた事です。どこの建築屋さんも「綺麗な現場」を切望しつつも、なかなか実現できません。現場監督が「掃除せよ」と口を酸っぱくして言っても、職人が思うように動いてくれない…というジレンマが多いようです。ありがたい事にウチの場合はそんなこと一言も言った事がないのですが、皆率先して掃除をしてくれるんで、身内の僕から見ても現場はとても綺麗なんです。

仕事終わりの掃除は当たり前ですが、歩くついでにゴミを拾うとか、ちょっとした時間に草を引くとか、トイレを使ったついでにちょこっと掃除しておくとか、そういう何気ない行動がすっかり板について、自然体なんです。まぁ、身内で身内を褒めるのもなんだか自画自賛みたいで気恥ずかしいんですが、こんな仲間と仕事ができる事が、嬉しくもあり誇りでもあります。お客様や同業者さん、設計事務所さん、検査員さんなど、現場を見に来る色々な方からそんなお言葉を頂き、ホント嬉しかったです。

これをもって年内ラストの日記更新とさせて頂きます。今年も一年ありがとうございました。

…最後に、キッズスタジオに参加してアンケートに答えてくれた子供たちの中から抽選で当たる「オリジナルスタッフバンダナプレゼント」の当選者発表です。

・ミズカワ さん
・トサカ さん
・オカダ さん
・ヒロセ さん
・アサノ さん

以上の皆さんには既にバンダナが届いていると思います。来年もオジサン達は頑張りますんで、又お仕事体験しに来てね!
  小野  
 
2012.12.18
先日、設計とか申請とかをやってもらっている敦子さんに東京まで出張してもらって、「防耐火性能の高い木造住宅の設計・施工指針」という講習会を受けてもらいました。この講習会、サブタイトルが「木造らしさを生かした防耐火性能の高い家づくり」となっていて、東京までわざわざ出かけたポイントがこの「木造らしさを生かした」って所なんです。

四季の家工房の作業場がある山県市の旧美山地区であるとか、山間部の建物がまばらに建っている所は別にして、通常住宅を建てさせてもらっているエリアはたいていの場合、準防火地域とか法22条区域とか、防火に係る何かしらの制約がある場合が多いです。

この地域内だと外壁や軒裏を防火構造という、燃えにくい作りにしなくてはいけません。単純にこれを作るとなると、外側は防火サイディングで覆って、軒裏もボードで覆って、室内側は石膏ボードで覆って…と、よく見かける家の作りになるわけなんですが、これだと木造住宅であっても「木がどこにも見えない家」になってしまいます。

僕たちのように大工として家づくりに係わらしてもらっていると、「木が好き」という共通の思いからご依頼を頂ける場合も結構多いです。せっかく「木が好き」な者同士ですから家づくりにも木をいっぱい使って頂きたいのですが、そこに上記の規制という現実もあって、規則は規則なんでもちろん守らなくてはいけないですし、お客様にも満足してもらいたいし…と悩ましいのです。

軒裏に関しては、平成12年に建築基準法の告示ってのがあって、野地板(垂木の上に乗せる板)に30mmの木板を使い、面戸板(垂木、野地板、軒桁の間を塞ぐ板)に45mmの木材を使えば、軒裏に木をそのまま見えかかりに使う事ができるようになりました。これは京都の町並みを保存するために作られた仕様だという事ですが、全国的に使用する事ができるので僕たちも使わせてもらっています。ただ外壁に関しては、木を使えない場合がほとんどでした。

で、この「防耐火性能の高い木造住宅の設計・施工指針」と言う講習会なんですが、JBNと言う工務店全国ネットの会が独自の木板張り外壁の仕様を作って、国土交通大臣の認定を取得したという事での講習会でした。四季の家工房もこのJBNに加入しているんで講習会の情報はよく入ってくるのですが、「これ、イイかも」と思い早速受講しに行ったわけです。正直、名古屋あたりでやってくれるといいのになぁとは思いましたが、東京まで足を運んででも聞いて大正解でした。

最後にもう一度大きな声で言っておきたいのですが、「準防火地域でも法22条区域でも、木板張りの家作れます!」
  小野  
 
2012.12.14
断熱工事大垣の屋根架け替え工事をはさんで、しばらく空けさせてもらっていた岐阜市の新築工事現場も作業を再開しました。現在は外壁の断熱が完了したところです。今回使用する断熱材は、旭ファイバーグラス製の高性能グラスウール「アクリアネクスト14s/m3」というものです。

高性能グラスウールと普通のグラスウールでは何が違うのかと言うと…高性能グラスウールの方は一本一本の繊維の太さが断然細いのです。その分、空気を溜め込むんで断熱効果が高い「高性能」という事になります。性能が高い分、密度を下げても同等の断熱効果が得られるわけです。

密度を下げて同等の…という所が実はミソでして、今回外壁の室内側の仕上げには「内装用モイス」を使うんですが、これは厚さ6mmのボードをピンネイルという細くて釘頭がほとんど目立たない針のような釘で留め付けていくんです。これまでモイス張りの作業の時、密度の高い断熱材だと断熱材の反撥力でモイスが浮かされてしまって、それを押えつつピンネイルを打つのにとても難儀していたんです。

全面的にピンネイルを打ってしまえば持ち上げてくる事はないんですが、最初の数本打った所で反撥力に負けてしまうと、下地とモイスの間に隙間ができたりピンネイルが打ち抜けたり…最悪モイス自体が欠けてしまう事もあります。あんな綿のようなものでも、面で押されるとスゴイ力がかかるものなんです。

で、今回のアクリアネクストなんですが、なかなか良さそうです。素材自体の反撥もない上、とてもしなやかなのでコンセントや金物などで形状が複雑になっている部分にもなじませやすいし、被覆の防湿ポリエチレンフィルムも従来品よりかなり厚みがあり破れに強く、ツバ部分も広いのでタッカによる留め付けがしっかりできます。…ってか、今までのが弱すぎです。すぐ裂けちゃうんで補修が大変でした。

材料の選択は正解ですが、効果を得るためには隙間なくきっちり施工する必要があります。当たり前なんですが、これがなかなか難しいです。実際の現場はマニュアル通りに行かない、あるいはマニュアルでは想定していないような納まりがあったりもします。そういう時は現場で工夫してできる限りの施工を心掛けているんですが、そのためにも「断熱とは何ぞや…」「気密とは何ぞや…」という理屈をそれぞれの職人が頭に入れておかないと、ただ何となく詰め込んだだけの断熱材になってしまいます。

そんな訳で、100点満点の断熱施工は事実上無理があると思いますが、きわめて100点に近い99点を目指して、時には断熱材の気持ちになり、時には水蒸気の気持ちになりつつ仕事してます。…で、誰が点数判断するの?って話ですが今回初めての試みとして、検査専門会社に依頼して全10回の現場検査を受けています。お客様のためにイイ家を作りたいという共通の思いの上でみんな現場に入っているのですが、それでも思い込みや認識不足が無いとは言い切れません。

我々職人は、意外と他の現場や建築屋さんの事は知らなかったりもするんです。そこで、お客様のためと自分たちのスキルアップのために、ホームリサーチの検査を受けているんです。なかなか細かくて厳しい検査ですが、これまでの所、是正指示は1ヶ所も受けずに7回目の断熱材検査まで終えました。これも現場で頑張るみんなのおかげです。このままゼロ是正でフィニッシュしたいです!
  小野  
 
2012.11.29
現在、岐阜市では新築工事の真っ最中なのですが、外壁の防水措置なども終わり左官屋さんにバトンタッチできる状態までこぎつけたので、昨日からちょこっと現場をあけさせて頂いて、屋根の改修工事のため大垣市まで来ています。T様、スミマセンがしばらく時間を下さい!

で、大垣市の屋根改修工事なのですが、知り合いの設計事務所さんに呼ばれて下見に行ったのは…かれこれ半年くらい前になると思います。「屋根の掛け替えをしたいんだが、見積もりをしてほしい」って事で現地に行ってみたんですが、屋根に昇ってまずびっくり!

何に驚いたかと言うと…屋根って雨水が滞りなく流れるように、原則としてシンプルな形状が良いとされています。デザインや間取りの都合などで多少谷ができたりするのはやむを得ない事ですが、切り妻形の屋根形状が雨漏りに対しては最も安全だと言えます。

なのですが、このお宅は度重なる増築で、屋根自体が迷路のようになってしまっていました。何せ、水がどこに流れていくかパッと見よくわからないほど複雑だし、雪でも積もったら雪がダムのようになってしまって「すが漏れ」と言う現象が起こってしまいます。しかも、たまった雪は逃げ道がなく、何日もたまった状態が続いていると思われます。

たぶん、大昔に増築工事をした大工さんも、1回目の増築の時はいろいろと雨仕舞なども考えて工事をしたのでしょうが、2回目、3回目となってくるとやりようがなくなって、成り行き任せな屋根になってしまったのでしょう。特に、工事のたびに違う手が入っている場合など、こうなってしまうのだと思います。

屋根改修工事

屋根改修工事

屋根改修工事
今回はこの問題を解決するために、「コマ切れになった屋根を大きなひとつの屋根に架け替える」という最後の大改修となりました。通常の架け替え工事ならば天気の良さそうな日を狙って短期決戦で仕上げてしまうのですが、今回はそんな簡単には行きそうにもありません。工期の中には雨の降る日もあると思われます。

そんなわけで、まずは仮設の屋根を作り、それから解体にかかりました。初日に南半分をバラして、新しい母屋(屋根垂木を受ける部材)を掛け、2日目の本日、ようやく垂木を取り付けるところまで出来ました。明日は垂木の上に野地板を張って、南半分を完成させる予定です。

こんな感じで、四季の家工房全社体制+応援大工も呼んで、集中工事を行っています。
  小野  
2012.11.18
「職業体験〜キッズスタジオ」に参加してくれた子供たち、どうもありがとう!保護者の皆様も寒い中、子供たちの体験を暖かく見守って頂きまして誠にありがとうございました。

そして何より、子供たちのためにひと肌脱いでくれた職人の皆さん、受付を手伝って頂いた地元ボランティアグループの皆さん、貴重な日曜日を子供たちのために提供して頂き本当にありがとうございました。皆さんの協力なくして「キッズスタジオ」はあり得ません!取り急ぎ、お礼申し上げます。

職業体験〜キッズスタジオ 職業体験〜キッズスタジオ 職業体験〜キッズスタジオ 職業体験〜キッズスタジオ

12月2日は大垣城ホールでも「キッズスタジオ」をやります。今回来れなかった方も、もう一度と言う方も是非お気軽にご来場下さい!大垣会場は「大垣元気はつらつ市」というイベントの中の1コーナーとして「キッズスタジオ」を開催します。今回の山県会場とは、内容や職人さんの顔ぶれも変わっていますのでお楽しみに!
  小野  
 
2012.11.05
いよいよ秋が深まって参りました。四季の家工房の近くでも、葉っぱが色づき始めています。

さて、この土日は多治見市で竣工お引渡しの現場がありました。残念ながら、今回はお引越しの都合もあって日程的に完成見学会が開催できなかったので、この日記でちょこっとご紹介させて頂きます。

外観外観はこんな感じです。女性オーナーの住宅なので、全体的にカワイイ感じでまとめてみました。まだ外構をいじっていないので雑然とした雰囲気は否めませんが、白い外壁にレンガ色の玄関扉が映えます。

この外壁はいつもの「そとん壁」ではなく、サイディングの目地を消すように左官仕事で塗りこんだものです。今回そとん壁を使わなかったのは、ザラッとした表情がどうしても建て主さんのイメージに合わなかったからです。ずいぶんいろいろな材料を検討したのですが、このような樹脂系の左官仕上げで決まりました。

検討を重ねる中で、コストダウンの意味も含めて「普通のサイディングの塗装板にしようかなぁ」と言う方向にも行ったのですが、何度かショールームで現物のサイディングのカットサンプルを見ているうちに「やはりちょっと味気ないなぁ…」という事で、結果この外壁にまとまりました。…で、塗ってみて大正解でした!手仕事の痕跡が残るものは、やっぱイイです。ちなみにこの壁は「オメガ」って言います。

内装内部は壁も天井も扉も真っ白で、床もホワイトオイルで仕上げた白いパインのフローリングです。とてもシンプルで、暖かみのあるイメージに仕上がりました。

お部屋の一角にはダークブラウンの小上りがあるのですが、木部だけではなく、畳も墨色の畳表を使ったヘリなし琉球畳でアクセントになっています。中央の掘り床内部にはコンセントを設けてあるので、一人用の小さなホットカーペットを敷いて炬燵のように使う事もできますし、もう一枚畳をはめて床にする事もできます。

洗面所2階の洗面所には、建て主さんと四季の家工房の大工とのコラボで作った「緑のモザイクタイルの洗面カウンター」があります。こういう色合いもやはり「女性の感覚が活きているなぁ」と思います。

正直な話、当初緑色のタイルを貼るとお聞きした時はちょっとイメージが湧かなかったのですが、できてみると…イイじゃあないですか!タイルの目地が歪んでしまって一部貼り直しなんて事件もありましたが、完成してみるとそれもこれも思い出深いのではないでしょうか。

こうしたDIY(Do It Yourself)を取り入れるお客様も多いです。これによってこちらの作業が減るかと言うと…ぶっちゃけ逆に増えちゃう場合もあるんですが、でも家づくりに参加して頂ける事は嬉しい事です。出来上がるモノも、職人が手で作ったモノとは一味も二味も違って、こちらとしてもどんな風になるのか結構ワクワクします。

ではK様、新居での生活を楽しんで下さい。そのうち施工事例の方にもUPさせて頂きます。
  小野  
 
2012.10.24
「職業体験〜キッズスタジオ」…今年もやります!

職業体験〜キッズスタジオ四季の家工房も参画している「NPO法人 岐阜・楽しい家づくり研究会」では、大好評の「キッズスタジオ」を今年も開催する事になりました。今年は11月18日(日)が山県会場、12月2日(日)が大垣会場の2回開催です。なんだかんだで3年目…四季の家工房地元の山県市では2度目の開催です。(昨年の様子

こういうイベントって、準備がホント大変なんですよ。企画を立案して、協力してくれる職人さんや地元のボランティアグループに声をかけて、募集チラシを作って配布して、そしていよいよ現在申し込みの受け付けが始まっています。

今日は、このあと参加してくれる職人さん達との全体ミーティングがあるし、来週あたりからは実際に体験ブースで必要な様々な準備をしなくっちゃいけないし。

こんな大変な思いをしてまで、なんでこんな事をやっているかと言うと…それはひとえに参加してくれた子供たちの笑顔が原動力です。昨年、皆さんに寄せて頂いたアンケート用紙のコメントの一言一言が、オジサン達の琴線に触れてしまうんですね。

そんなわけで今年も待ってますんで、まずはお申し込みをお願いします。申し込みの方法はチラシのQRコードか、又はフリーダイヤルで事務局の現代設計事務所までお願いします。
  小野  
 
2012.10.17
模型 模型今月の末には上棟を予定しています。…その前に、小さな家の上棟が完成しました。

今回は敷地の形が変わっていますので、その形を生かしての設計・デザインです。

上棟後には構造見学会の予定もしていますので、又皆さんにもご案内致しますね。
  宇佐美  
 
2012.10.10
先日の完成見学会にお越し頂いた皆様、遠いところ足を運んで下さり誠にありがとうございました。又T様、大切な家をお貸し頂きましてありがとうございました。

今週の12日(土)までは随時見学のご案内も致しておりますので、「是非見たい!」という方は四季の家工房までお気軽にご連絡下さい。個別にご案内させて頂きます。
  宇佐美  
 
2012.09.19
第1回 四季の家工房 海上ミーティング先日、「第1回 四季の家工房 海上ミーティング」を開催致しました。場所は福井県の海の上…早朝4時30分に工場を出発です。

このところ毎日休む暇もなく仕事に追われていたので、心のミーティングも必要と1日釣りを楽しむ事にしました。釣りの成果はと言いますと…。

心も体もリフレッシュ!明日からの仕事も、みんなで一致団結頑張ります!!
  宇佐美  
 
2012.09.06
先日、下呂市のお客様との打ち合わせの帰りに、関市下之保にある「高沢観音 日龍峰寺」というお寺を見てきました。このお寺は岐阜県下では一番古く、仁徳天皇の時代…今から1700年ほど昔、飛騨の国の豪族「両面宿儺」が竜神を退治して、そこに祠をたてたのが始まりとされているそうです。

多宝塔 細い林道を上り、途中の仁王門を過ぎて車で少し上ると駐車場があり、そこから歩いて山を登って行きました。境内に入ると、いくつかの党宇がありました。

まず多宝塔です。鎌倉幕府北条政子が寄進したという話もあります。多宝塔の2段目の枡組が放射状に組まれており、この技術は「スゴい!」の一言です。又、漆喰で丸く造ってあるものにも驚きでした。

本堂さらに進むと、天然記念物の「千本桧」と本堂があります。この本堂は京都の清水寺によく似ていて、美濃清水とも言われています。実際清水の舞台のようでした。

本堂には「おびんずる様」がおります。さすると悪い所を取り除いてくれるさすり仏様ですが、僕も最近膝が痛いのでさすってきました。又、おもかる石もありましたので、願い事をして片手で持ち上げてきましたが、願い事はかなうでしょうか?軽く持ち上がった気がするのですが…。

あじさい帰りの山道…もう秋の気配が感じられる頃なのに、あじさいが1輪咲いていました。
  宇佐美  
 
2012.07.11
建築ではないんですが、この週末は木工教室の講師として八百津町の小学校まで行ってきました。この木工教室を企画したPTAのコンセプトは「小学校1年生を対象に親子で楽しめるモノづくり」という事で、「あとあと残るモノ」「使えるモノ」を作りたい…とのご依頼でした。

講師をお引き受けする事は迷わずOKしたんですが、じゃあ何を作るかと言うと…正直ちょっと悩みました。あまり凝ったモノを作るには時間も予算も足りないし、かと言って子供たちに喜んでもらえるようなモノにしたいし…。

鉛筆立てという事で、「やはり立体になった方が良いだろう」「だったら箱系で小さなもの」とイメージを進めていって、「鉛筆立て」を作る事にしました。さらに、ただの箱では面白くないので、背板を伸ばして壁に引掛けて使う事もできるように穴もあけてみました。(出来上がったイメージがこちら→です。)

材料は間柱の端材を利用して、ヒバを使う事にしました。柔らかすぎず硬すぎず(柔らかすぎても工作しにくいんです)ねばりもあるので、釘打ちでも割れたりしにくいし、木目がおとなしいので後で絵を描いたり色を付けたりする事もしやすい材です。

この材をバンドソー(帯鋸)で薄く割って、丸鋸盤で幅を決めて、手押しカンナ盤で平らに削って、プレナーで寸法を決める…で、最後に指定の長さに切って、底板をはめる溝を彫ってたらようやくキットの完成です。

バンドソー(帯鋸) 丸鋸盤 手押しカンナ盤 プレナー

木工教室の講師

木工教室の講師
本番はお父さんお母さん方や先生のご協力もあって、スムーズに進める事ができました。僕の説明を聞く真剣なまなざしがイイですねぇ。

まずはサンドペーパーで仕上げてもらってから、釘をまっすぐ打ち込めるようにキリで下穴をあけます。もちろんキリなんか使うのは初めての子ばかりでしたが、ちょっとコツをつかむと上手に両手でモミモミできるようになりました。穴をあけるのが面白かったのか、あけすぎちゃった子もいましたが…まぁご愛嬌と言う事で。

心配していた釘打ちも、案外うまくできていました。作業台が高すぎてちょっとやりにくかったかもしれませんが、釘が折れ曲がるのも思ったより少なく、ずいぶん余分に用意した釘もだいぶ余ってしまいました。釘が飛び出してしまった子もいましたが、まぁそれもご愛嬌と言う事で…失敗した釘穴の跡も是非思い出にして下さいね。

1時限と言うのは短いもので、あっという間に所定の時間が過ぎてしまいました。でも、どうにか皆さん形にはできたようで、喜んでもらえた事と思います。このような機会を与えて頂いた事に、僕としても感謝しています。企画してくれたPTAの皆様、先生方、ありがとうございました。

で、この「鉛筆立て」のキットなんですが、多少余分目に作ってあるんですね。今回、何もトラブル無くできたんで、この予備がほんのちょっとですが余っています。このホームページをご覧の方で「欲しい」って方がみえましたら、差し上げますんでご連絡下さい。(無くなり次第終了です。)家を建てる予定のない人でも全然OKです。これを機に売り込みに行こう…なんて気は更々無いもんですから。(笑)
  小野  
 
2012.06.12
6月3日と4日に行われたT様邸の上棟が、無事完了致しました。今年に入って3棟目です。随分長い間お待たせしましたので大変申し訳なかったのですが、なんとか梅雨に入る前に形にする事が出来ました。

上棟 上棟 上棟

今回のお宅の屋根は、四季の家工房では久しぶりとなります「瓦葺きの屋根」です。現場見学も随時募集しておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。

…嬉しい事ですが、まだこの先に待ってもらっているお客様もございます。お待たせしてしまって申し訳ございません。従業員一同、気合を入れて頑張りたいと思います。
  宇佐美  
 
2012.04.09
先週末の土日に完成見学会を開きました。ご来場頂きました皆様、どうもありがとうございました。そして、大切な新居を提供して頂いた建て主のF様、心より感謝申し上げます。いずれ施工事例の方にも追加しますが、特徴的な所をちょこっとピックアップしておきます。

通り土間まずは、玄関から伸びる「通り土間」です。この写真はだいぶローアングルなんですけど、土間が廊下状に奥の部屋まで続いているのがわかりますか?

手前が玄関で、奥がキッチンにつながる食品庫スペースです。買い物やゴミ出しなんかは、この動線を使ってもらうので勝手口と兼用になるんです。明かり採りには、東に向いた地窓を2か所設けています。足元がほんのり明るくなって、イイ感じになりました。空気の流れも気持ち良いです。

リビングこちらは薪ストーブを設置したリビングです。最近「内装制限」という規制が緩和されたため、木造住宅への薪ストーブの設置がしやすくなりました。「しやすく」…と言っても条文は難解で、それを理解していざプランに落とし込むとなるとかなりのお勉強が必要になりますが、なんとか納める事ができました。

まだ事例が少ないため、完了検査の検査員さんも結構シビアに寸法関係をチェックしていかれましたね。作る方もお勉強ですが、検査する方もやはりお勉強です。

ストーブスペースの床は灰や薪などのゴミが落ちたりしますし、当然火にも強くなくてはいけないので30cm角のタイルで仕上げてあります。又、タイルの下地にも不燃ボードを二重に張って、念には念を入れてあります。タイル部分の床が掃き出し窓にかぶっているのもミソで、薪を運び込む時に木の床をキズつけないように配慮しました。タイル部分と木床部分は段差無しで仕上げてあるんで、普段は床の違いを意識せずにゴロゴロしてもらって大丈夫です。

で、反対側の階段下が造り付けのテレビボードです。右側半分は階段との兼ね合いで上方の高さが取れませんので、床を掘り下げて座卓のように使えるようになっています。手元を照らす照明も付けて、勉強やPCカウンターとして利用してもらえるような仕掛けになっています。もちろん、足元が冷たくならないように、掘り床部分にもばっちり断熱材が入っています。

今週から外構工事に取り掛からせて頂きますので、全部できたら施工事例として改めてご紹介させて頂きます。
  小野  
 
2012.04.03
4月です。毎年この時期になると、住宅関連のイベントの情報が入ってきます。で、とりあえず近場で役に立ちそうな催しを2つご紹介します。

住まい夢フェアinぎふ 住まい夢フェアinぎふまずは4月14日(土)と15日(日)に開催される「住まい夢フェアinぎふ」というイベントです。県内で一番歴史のある材木問屋後藤木材が主催するイベントで、これまでも後藤木材の本社倉庫で毎年開催していました。今までは「活木フェア」という名称でしたが、今年からは会場も産業会館に移して心機一転!パワーアップしての開催となります。

住宅建築に関するほぼ全般がカバーされていますので、漠然と住まい作りをお考えの方にとっても具体的な材料選びという段階の方にとっても、決して損はないイベントです。B級グルメやキャタクターショーなんかもあるんで、家づくりに全く関係ない方やヒヤカシでもOKです。遊び半分でお出かけ下さい。

又、鉛筆立てやブロック、コースターなどのヒノキ製品と交換できるVIPカードもありますので、ご希望の方は四季の家工房までご連絡下さい。折りかえし郵送させて頂きます。数に限りがあるんで、お早めにどうぞ!

サンサンフェアもうひとつは、4月21日(土)と22日(日)に開催される「サンサンフェア」です。パナソニックリビング中部主催で、会場は安八町のソーラーアークです。太陽光発電や蓄電池、LED照明と言った最先端の物から、システムキッチンや洗面化粧台などの住宅設備まで、パナソニック製品が並びます。

新製品を見せてもらうのもそれはそれでいいんですけど、小学生対象の工作教室やIHヒーターを使ったお料理教室、太陽光発電のセミナー、電気自動車の試乗などもやってますんで、こちらを目当てにお出かけしてもいいかもしれません。

会場のソーラーアークは、岐阜県人ならば一度は見た事のある人も多いとは思いますが、入った事がある人はまだまだ少ないのではないでしょうか?中はソーラーラボと言う小さなミュージアムになっているのですが、普段は個人では見学できないんです。子供だけでなく大人が見ても結構楽しめますので、この機会に是非どうぞ!こちらも記念品交換券を預かっていますんで、ご希望の方は四季の家工房までご連絡下さい。

で、いつものお約束ですが、こういうイベントに参加したからと言って営業マンが押し掛けてくるような事は絶対にしておりませんので、どうぞ安心してご参加下さい。

PS.あっそうそう、4月7日(土)と8日(日)に開催される四季の家工房の完成見学会もどうぞよろしくお願い致します。
  小野  
 
2012.03.23
上棟先週の上棟は無事完了して、こんな形になりました。一段上に乗っかっている屋根は越屋根と言って、換気や通風に役立つ仕掛けです。換気や通風だけならもっと小ぶりな窓でもいいのですが、せっかくなんで明かりも採り入れるようちょっと高めの越屋根になってます。

現場の方は外壁の下地を作ったり、板金屋さんが屋根を葺いたり、設備屋さんが床下の配管をしたり、着々と進んでおります。屋根の木工事も終わって当座の雨はしのげるようになったので、僕と宇佐美は地下足袋姿からスーツ姿に変身して、本日は名古屋までセミナーを受けに行ってきました。

何のセミナーかと言うと…「クラブ ヴォーバン」と言う任意団体が主催する、環境やエネルギーに焦点を当てた内容のセミナーです。そもそも「ヴォーバンって何?」と思いますが、ドイツのフライブルグ市にある先進的な環境住宅地区の名称なのだそうで、世界中の自然エネルギーやエコ住宅の専門家達から注目されている地区なのだそうです。

今回のセミナーは、現地在住の環境ジャーナリストの講義が中心です。森林や木材と言った大きな意味での環境と、その恵みでもある木質燃料を活用した事例紹介や地域の経済活動など、写真やグラフを用いながら説明されていました。大企業がリードするような経済活動ではなく、中小の事業者(工務店や製材工場など)の日々の仕事が、エコという面でも経済面でも当たり前のように成り立っている社会の仕組みなど、何故ヴォーバン地区が先進都市として注目を集めているのかをちょこっと感じる事ができました。

現在、日本ではまだまだ足踏み状態の「地域発電」という考え方も、ここで既に実証済みなんですね。近隣より産出されるバイオマス燃料よるコ・ジェネレーションで、地域のエネルギーは地域で作る…理想として我々が何となくイメージしている姿が、ここでは当たり前のように毎日行われている事実にちょっとびっくりです。

コ・ジェネレーションと言うと、日本ではエコウィル(ガス発電)とかの名称で少しは知られるようになってきましたが、ガスでエンジンを回してお湯を沸かす…ついでに電気も作っちゃうという装置ですので、現在のところ主に住宅単体での設備です。四季の家工房でも納入させてもらった事がありますが、自分で使う電気を自分で作るという考え方ですね。それはそれで良い事なのですが、この輪をもっと広げたのが地域ぐるみのコ・ジェネレーション化です。

輪を広げる事によって各家庭での設備的な負担を減らすと共に、燃料効率も上がるのです。地域丸ごと同じお湯で暮らしているっていうのも、慣れない僕達にしてみれば不思議な感じもしますが、「同じ釜のメシを喰った仲」のように案外いいもんかも知れませんね。

で、使用する燃料も近隣の森が作り出す「木」が原料なので、本当に地域で完結している仕組みなんです。もちろん、こういう仕組みを運営するには人手が必要です。僕達は無意識のうちに「どっちの方の光熱費が安く済むか」なんて事を口にしてしまいますが、エコってのはどうしてもコストがかかってしまいます。当然「自分の財布からいくら出ていくか」って事も気になるとは思いますが、「こういう考え方はやっぱいかんのだなぁ」と今回改めて気づかされました。

例えば電気…今問題になっている原子力についてはとりあえず置いといて、電気を使うという事は油を燃やして発電するわけです。で、油は遠い国からタンカーで運ばれてくるくるわけです。もちろんお金を払って買ってくるので、僕が今電気を使うとアラブの王様のポケットに「ちゃり〜ん、ちゃり〜ん」とお金が入って行くわけですね。

車のガソリンや工業用の原料としての油等は除いて、「お湯を沸かす」「暖房する」という事だけに特化したとしても、年間ものすごい額のお金が海外に流れ出ていっています。ものすごい額…いくらだったか聞いたんだけどメモしてなかったもんで忘れちゃいました、とにかくものすごい額ですよ!それをこの先何十年も続けるのか…と言う事ですね。

で、その油を地域の木材に変えるとどうなるか?当然、木を切り出す手間賃がかかるし、バイオマス燃料を作るのにもお金がかかります。設備もインフラも作らなければなりません。でも、これは地域に落ちるお金ですね。お金が落ちると言う事は雇用が創出されるわけで、現代の日本が抱えている色々な問題解決にも繋がっていくかもしれません。

お金を使うという事は、本来責任を持つべき行為です。お金と引き換えにモノが手に入る。それと同時に供給する人を応援するという事にもつながります。どうせ応援するなら、アラブの王様じゃなくて地域ですよね。こういう社会を作るために田舎大工として何ができるのだろうか…という事を考えないわけにはいかないね。

PS.ちょこっと告知を。4月7日(土)と8日(日)に完成見学会を開きます。場所は岐阜市手力雄神社の近くです。いつもながら完全予約制となっておりますので、必ず事前にお申し込み下さい。見所は…通り土間に薪ストーブ、手作りキッチンや収納家具などなど盛り沢山です。是非お気軽にお申し込み下さい!
  小野  
 
2012.03.16
今日は今年2棟目の上棟作業です。柱に梁と言った構造材や、下加工を済ませた屋根の垂木や野地板など、これまで準備してきた材料を搬入して今日は一気に形にします。準備ってどれくらいするかと言うと…「これでもかって言うほど準備してもしすぎではない!」というくらいです。何せ「段取り八分」というくらいで、準備の良しあしで仕事の8割が決まってしまうというのが、僕たちのような大工の世界なんです。

屋根材この材木の山は工場で屋根材を加工して仕分けした山なんですが、現場ではほとんどノコなど使わず組み立て作業に専念できるよう、全ての寸法を割り出して正寸にカットした状態になっています。昔はよく現場で切ったり削ったりしながら建てたりもしましたが、できるだけ短時間で屋根を作るため、工場でできる事はなるべく工場で済ませておくようにしています。

その準備作業しながら大工たちは図面が頭の中に入っていくので、予習と言う意味もあるんですね。ここで図面を頭に入れておく事はとても重要で、例えば柱に仮設物を取り付けたりする時も、「この面は仕上げる時に見えてくるから、反対側につけよう」とかその場で判断できるようになるんです。それがいちいち図面を開かなくては分からないようでは、手際よい作業とは言えません。

雨養生今日は晴れるでしょうが、明日以降は天気も下り坂の予報です。今日は10人で上棟作業を行い、目標は屋根の形ができる所までです。少なくとも垂木は架けておきたい。ここまで出来ればシートで養生できるので、雨で建物がずぶ濡れになる事は避けられます。

雨は降らなくても夜露で濡れてしまいますんで、昨日搬入した資材もブルーシートで養生します。で、このシートを今度は上棟後に、屋根や外壁の養生に使い廻すんです。

雨養生緑色のテープは、土台に彫ったホゾ穴に水がたまらないようにするための配慮です。柱を建てる時はこのテープをめくります。めくりやすいようにテープの端っこを折ってあるのも、上棟作業をスムーズにするための配慮です。まぁ細かい事なんですけど、段取りなんて小さな事の積み重ねなもんで…。

今日の夕方には、平屋でカッコいい家が建っている予定です!
  小野  
 
2012.03.06
3月です!とうとう2月は四季便りを一度も更新しませんでした…。1ヶ月あけちゃった事は初めてで、「これはいかん!」と気持ちを入れ替えて久しぶりに朝からPCに向かっています。

ありがたい事に四季の家工房は年明けからずっと、超多忙な日々が続いております。現在は完成に向けて仕上げ工程の住宅と、今月中旬に予定している上棟の準備作業で、現場も作業場もとても活気づいています。

そして季節はいよいよ春です。そんな忙しい中でも心を亡くしてはいけないんで時々周囲の山を見渡していますが、今にも新芽が吹き出さんばかりに枝々がふくらみをたたえています。雨もやわらかくなり、雨に濡れる事さえ何だか心がウキウキしてきます。

この時期、僕が一番春を感じるのは、何と言っても柳の新芽です。柳と言うと「陰気」とか「お化けが出そう」と感じる方が見えるかもしれませんが、僕はこの柳が大好きなんですね。何と言っても、身近な木で一番最初に芽吹くのが柳だし、その新芽が風にそよぐ様はまさに「春風の見える化」です。手で触れられる所まで垂れ下がっているのも、春が向こうから「さわって!」と言っているようで、何とも愛らしいではないですか。

柳にまつわる思い出もいっぱいあって、僕が少年時代を過ごした世田谷の千歳船橋って駅には、なぜか一本柳(今は無いらしい)が立っていて、その柳の下で待ち合わせをした甘酸っぱい記憶が、荒井由美の「卒業写真」の歌詞の2番にダブったり…そんなこんなを毎年この時期に思い出したりする訳です。

木を扱う建築屋としては材としての柳にも興味があって、まぁ建築材にはならないんですが、柳と言ったらまず思い当たるのが「まな板」ですね。柔らかくて粘りがあって、そして抗菌作用もあるので、食材にも包丁にもとても相性が良いようです。それと、高級爪楊枝は柳です。何せ楊枝の「楊」の字は柳の事ですから…。100均のはたぶん柳じゃあないですよ。料理屋さんなどでも柳の楊枝を置いているかどうかで、お店の格というか店主の気遣いがわかります。

ではなぜ柳の爪楊枝が良いか…まな板と同じであたりが柔らかくて粘りがあるので、歯間の掃除にはもってこいなんです。折れた楊枝の先が歯にはさまって困った事ありませんか?多分それは柳ではありません。そして特筆すべきは、柳には「虫歯を予防する成分」が含まれているって事なんです。昔の人になぜこんな事が分かったのかわかりませんが、人の知恵とはすごいもので、日本や中国だけではなくヨーロッパでも、爪楊枝と言ったら柳なのだそうです。「柳」と「お化け」と言う関連付けも洋の東西を問わず同様なようで、世界中同時多発的に用材として同じ価値を見出し、霊的な感覚までもが似てくるのは本当に興味深い所です。

そして旺盛な生命力…挿し木すればどんどん育つし、氷河に埋もれていた枝から芽が出てきたとか、正月用の金色に塗られた枝の飾りから芽が出ていたとか、笑ってしまうほど丈夫なんです。又、しなやかに揺れる事で強風にも負けない…人として、こんな風に生きてみたいと思わずにいられない!(余談ですが、アスピリンの成分も柳から取れるのだそうです。やっぱりスゴイね。)

PS.現場見学は引き続き募集中です。柳は使ってません(笑)が、是非お気軽にご見学下さい。
  小野  
 
2012.01.18
2012年一発目の四季便りの更新が遅くなってしまってスミマセン。と言うのも、年明け早々仕事が山積みでして…で、その山場だったのが昨日と今日の上棟です。ありがたい事に真冬の上棟とは思えないほど2日間共とても穏やかな日和となって、無事形が出来上がりました。F様おめでとうございます。初日のお昼もありがとうございました。大変おいしいお弁当でした。

久しぶりの上棟だったので、もう体じゅう痛くて痛くて、立ち上がるのにも「う〜」と声が出てしまいますが、取り急ぎご報告だけさせてもらいますと…

模型こんな感じで計画していた建物が、
上棟こんな感じになりました。
  小野  
 
2012.01.01
あけましておめでとうございます。

震災・原発・風評被害…まだまだ傷の癒えない日本列島です。自分達の力は本当に埃の一粒くらいの小さな存在ですが、家づくりやモノ作りを通して、お客様の笑顔や幸せが少しでも増えていくよう心をこめて仕事に邁進します。そして笑顔が笑顔を呼ぶような輪が広がれば、僕たちも幸せです。

本年もよろしくお願い致します。
  四季の家工房一同  
 
最新<<20142013201220112010>>最初
 
>> 最新の日記に戻る
 
 
 
四季の家工房
〒501-2259 岐阜県山県市岩佐189 (地図
TEL:0581-52-1714 FAX:0581-52-1860
info@shikinoie.net