「建て替え新築に当たって」
昭和45年に建売を買い、57年に2階を増築しました。子供たちが独立した60代の、今これから過ごす終の棲家を考え、あきのこない、住み心地のよい家をと、メーカーの見学をはじめました。

そこでわかったことは、

そこで、長男が建てた小野さんの話を聞いてみることにしました。他社に無い分離発注とのこと、本を読んだり説明を聞いたりして、一度設計をしてもらうことにしました。

「終の棲家への希望・想い」

等いろいろ条件や希望を出しました。土地46坪。建坪32〜33坪くらいで設計図ができてきました！

びっくり！東側に希望のキッチン、玄関そしてキッチンの南はデッキになっていました。一度で気に入りました。金額もざっと見積もりではまあまあかな〜と言う金額でした。分離発注なので、業者も自分達で選べるとのことで知り合いの方も入ってもらいました。お陰で、旧宅の梁や柱を使ってキッチン、キッチンテーブル、いす、棚、玄関戸、タンス等ができました。

「家造りのエピソード」
契約以降やったことのないメールで小野さんと連絡を取りました、メールが来ると二人で話し合い返事を入れる、又、言葉でイメージできない時など絵を画いて送っていただきやっとイメージできたということもたびたび、とにかくよく話し合いました。途中でいろいろ変更や追加もしました。

現場打ち合わせ等もよくしました。地盤調査、基礎も近所の人もびっくりするほどしっかりやってもらいました。大工仕事が大変遅くなったのには気をもみましたが、いろいろと無理と予定外の仕事をやってもらった事も原因となったと思います。

「住んだ感想」
一年が過ぎました。毎日が快適です。冬は早くから陽が入って明るく暖かく、13〜15人集まっても楽しく過ごせました。夏は風がよくぬけて涼しい家です。和室も夕日が畳に届かず開けていても安心です。デッキのグリーンが毎日毎日私たちの心までしみるようです。こんな楽しい、明るい住み心地がいい家に居ると、何だか性格まで明るく心が豊かになった気がします。不思議です。

又、いろんな人が良く来てくれるようになりました。これが、自由設計でなく「創作設計の家」だと思います。現在、ヒノキの床がきれいなアメ色に輝いています。こんな素敵な家が、前の家と同じ土地に建てられたなんてウソのようです。

人目を気にすることなく、カーテンを開け放してデッキを眺めているときが最高に幸せのときです。小野さんにお願いして本当に良かったと思っています。感謝、感謝！！