以前にリフォーム工事をさせていただいたN様より「息子夫婦の家のことで相談にのってほしい」というご連絡をいただきました。
実際にはまだこの時点ではご夫婦ではなかったのですが、プランニングと打ち合わせの期間にご結婚、そして着工という流れになった現場でした。
たくさんの幸せのおすそ分けをいただき、ありがとうございました。
実際にはまだこの時点ではご夫婦ではなかったのですが、プランニングと打ち合わせの期間にご結婚、そして着工という流れになった現場でした。
たくさんの幸せのおすそ分けをいただき、ありがとうございました。
敷地はほぼ正方形で日当たりもよく、敷地西側には道路を挟んで畑が広がり、夕日が沈む様子がとてもきれいに映りました。
この西側の畑は市街化調整区域に指定されており、将来にわたって建物が建つ可能性は低く、美しい夕日を感じながら日々の時間の変化を味わえるようなプランを考えました。直接的に夕日を入れるのではなく、家のどこにいても夕日を「感じられる」というのがポイントです。
この西側の畑は市街化調整区域に指定されており、将来にわたって建物が建つ可能性は低く、美しい夕日を感じながら日々の時間の変化を味わえるようなプランを考えました。直接的に夕日を入れるのではなく、家のどこにいても夕日を「感じられる」というのがポイントです。
東西に長く全面を南面させたLDKです。足ざわりの心地よい杉うづくりフローリングに、貝殻漆喰の壁仕上げ、柱や梁の構造材はすべて見えかかりになっています。リビング中央の壁には一部掘り込みを設け、照明のスイッチやエコキュートのリモコン、太陽光発電のモニター、インターホンのモニターなどを集中させました。
キッチンには全長4m20cmのテーブル兼カウンターを作り付けました。80cm×1m65cmの食卓部分と40cm×2m55cmのカウンターが一体になっています。無骨にならないように、脚部分はスチールの丸鋼で作りました。畳の小上がりはごろ寝もできるし、カウンターの椅子としても使えます。コンロ正面にはガラス板を立て、油が飛び散らないような工夫がしてあります。
キッチンには全長4m20cmのテーブル兼カウンターを作り付けました。80cm×1m65cmの食卓部分と40cm×2m55cmのカウンターが一体になっています。無骨にならないように、脚部分はスチールの丸鋼で作りました。畳の小上がりはごろ寝もできるし、カウンターの椅子としても使えます。コンロ正面にはガラス板を立て、油が飛び散らないような工夫がしてあります。
キッチンの作業面側です。人造大理石のワークトップに、木で作った収納を組み合わせたオリジナルキッチンです。コストダウンのためできるだけシンプルな作りにしました。
引き出しはプッシュオープン式のスライドレールです。開き扉の開閉は、大工の手遊びで作ったつまみを引きます。ビルトインのIH調理器と食器洗浄機はパナソニック製品です。
引き出しはプッシュオープン式のスライドレールです。開き扉の開閉は、大工の手遊びで作ったつまみを引きます。ビルトインのIH調理器と食器洗浄機はパナソニック製品です。
水栓はグースネックタイプの混合水栓です。吐水口付近のレバーで蛇口の開閉ができるので、濡れた手で操作しても水栓立ち上がり部に水が伝わらないので、ワークトップをきれいに保つことができます。
温度の調節は立ち上がり部にあるレバーを操作する必要があります。
温度の調節は立ち上がり部にあるレバーを操作する必要があります。
畳の小上がりの下は、大型の引き出しになっています。小上がりの高さは一般的な椅子の座面と同じ40cmにしてあるので、昇り降りのために右側の引き出しの前部にステップをつけてあります。
又、小上がり昇降時に引き出しが動くと危険なので、開き扉用の床付け戸当たりを流用して引き出しのストッパーとしてあります。磁石式になっていて、引き出しを収納すると自動的にストッパーがかかる仕組みです。
又、小上がり昇降時に引き出しが動くと危険なので、開き扉用の床付け戸当たりを流用して引き出しのストッパーとしてあります。磁石式になっていて、引き出しを収納すると自動的にストッパーがかかる仕組みです。
LDKを反対から見たところです。アイランド型に設置したテレビ台の裏側は書棚になっていて、書斎スペースとして使えます。正面の引き戸にはスリガラス状のアクリル板がはめ込まれていて、さらに外側の玄関扉もスリガラスになっていて、この2枚のすりガラスによって西に傾いた夕日の時間帯には柔らかく拡散された赤い光が一日の終わりを演出します。
右手手前の器具は深夜電力を利用した蓄熱暖房器です。蓄熱暖房機は内部にレンガが組み込まれていて、電気料金の割安になる夜11時に自動的にスイッチが入りレンガを焼きます。深夜電力帯の終わる朝7時には自動的にヒーターは停止し、その後はレンガの熱を放出して一日中切れ間なく暖房します。
ものすごく暖かいわけではないのですが、ひと冬ずっとほんわかと暖かいので朝起きた時や夜の帰宅時などもストレスなく過ごすことができます。難点は…一度設置してしまうと簡単に移動できないので、夏場も収納などはできないことです。
右手手前の器具は深夜電力を利用した蓄熱暖房器です。蓄熱暖房機は内部にレンガが組み込まれていて、電気料金の割安になる夜11時に自動的にスイッチが入りレンガを焼きます。深夜電力帯の終わる朝7時には自動的にヒーターは停止し、その後はレンガの熱を放出して一日中切れ間なく暖房します。
ものすごく暖かいわけではないのですが、ひと冬ずっとほんわかと暖かいので朝起きた時や夜の帰宅時などもストレスなく過ごすことができます。難点は…一度設置してしまうと簡単に移動できないので、夏場も収納などはできないことです。
広い土間のある玄関です。玄関側に4帖分と2帖分のシューズクローゼットが隣接します。室内への上りかまちは、浮遊感を演出して広がり感を与えました。土間部分には自転車や水槽など、趣味の世界が広がるとのことです。
明るい色で統一した水回りです。浴室のアクセントパネルが映えます。洗濯機スペースの上部には可動式の棚が2段ついています。
水回りなど狭い部屋が集まる部分は窮屈なイメージにならないように、扉上部のランマ部分にガラスをはめ込んで天井を連続させることで開放感を与えています。地震などでガラスが割れると危険なので、ガラスには飛散防止のフィルムを貼りつけてあります。
水回りなど狭い部屋が集まる部分は窮屈なイメージにならないように、扉上部のランマ部分にガラスをはめ込んで天井を連続させることで開放感を与えています。地震などでガラスが割れると危険なので、ガラスには飛散防止のフィルムを貼りつけてあります。
天井は通常より5cmほど低めの設定ですが、扉は梁いっぱいに納めて垂れ壁などを設けないため、室内はシンプルな感じに仕上がります。扉の中は布団収納の押し入れになりますが、押し入れ内部は壁に桐板を張り、中段の布団棚も桐でスノコ状に作ってあります。
寝室の他は多目的なフリースペースになっています。将来お子さんができたら間仕切って2部屋にできるよう、窓の位置や照明の回路やスイッチは分けて付けてあります。
2枚目の写真はフリースペースを反対側から見たところですが、中央の柱のところで部屋を仕切ると廊下と6畳間が2部屋できます。
2枚目の写真はフリースペースを反対側から見たところですが、中央の柱のところで部屋を仕切ると廊下と6畳間が2部屋できます。
四季の家工房の家はライフスタイルに考慮した
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南面の屋根には太陽光発電パネルが積載されており、2階の窓辺には布団干しを目的とした木製の手すりがあります。そして1階部分の庇には、物干し竿をかける吊り木も取り付けてあります。