「厨房のようなキッチン」をコンセプトにしたリフォームです。
料理好きな奥様はこれまでもいろいろな工夫を凝らしてキッチンを使ってみえましたが、今回さらに一歩踏み込んで、問題解決をすると共に「新しい使い方の創造」を目指して大幅に改造することになりました。
これまでの日々の暮らしの中で蓄積されたアイディアの数々や生活習慣、人体寸法など様々な要件を採り入れると共に、愛着のあるキッチンの扉や引き出しなどは再利用しつつ、限られたスペースにたくさんの工夫を盛り込んだオリジナルキッチンのリフォームです。
料理好きな奥様はこれまでもいろいろな工夫を凝らしてキッチンを使ってみえましたが、今回さらに一歩踏み込んで、問題解決をすると共に「新しい使い方の創造」を目指して大幅に改造することになりました。
これまでの日々の暮らしの中で蓄積されたアイディアの数々や生活習慣、人体寸法など様々な要件を採り入れると共に、愛着のあるキッチンの扉や引き出しなどは再利用しつつ、限られたスペースにたくさんの工夫を盛り込んだオリジナルキッチンのリフォームです。
もともとキッチンとダイニングスペースは間仕切り壁で仕切られており、やや閉鎖的な間取りでした。屋根裏にもぐって調査したところ、間仕切り壁の柱は建物の荷重を受けていない柱と判明したので、撤去してひとつながりの空間としました。
ダイニングスペースですが、1枚目の写真がリフォーム前で2枚目の写真がリフォーム後となります。間仕切り壁はなくなりましたが、斜め天井の「くつろぎの空間」と平天井の「作業の空間」というように、天井の形状の違いによって空間の違いが認識できます。
居間からも近い入り口側の動線添いには「ドリンクコーナー」のカウンターがあり、ご主人やご家族が仕事の合間などに手早く飲み物を作れるよう全てのものが準備されています。
リフォーム前から便利に使っていたしつらえなので、位置は変えずに再度造り付けました。(1枚目の写真がリフォーム前で、2枚目の写真がリフォーム後です。)
リフォーム前から便利に使っていたしつらえなので、位置は変えずに再度造り付けました。(1枚目の写真がリフォーム前で、2枚目の写真がリフォーム後です。)
「ドリンクコーナー」のカウンターの変更点としては…少々カウンターを延長し、箱状だった棚部分をカップやコーヒー、お茶など、収納物のサイズによって高さを変えられる可動棚にしました。
また、背面の壁を清潔感のある白いタイルで仕上げて、少しカフェっぽいイメージにしてみました。可動棚には落下帽子のステンレスバーを付けてあります。
また、背面の壁を清潔感のある白いタイルで仕上げて、少しカフェっぽいイメージにしてみました。可動棚には落下帽子のステンレスバーを付けてあります。
キッチンは間仕切り壁に沿わせたL字型のキッチンでしたが、角部分のデッドスペースを排除するためシンプルな直線配置としました。(1枚目の写真がリフォーム前で、2枚目の写真がリフォーム後です。)
コンロは元々壁付けにされていた換気扇「ハイキエース」をそのまま使うため位置は動かしていませんが、コンロとオーブンは最新の器具に交換しました。換気扇の外壁貫通ダクトの関係でコンロ位置を変更できない…ということがこのリフォームのプランニングが大変難しくなったひとつの要素でしたが、何度もお打ち合わせを繰り返すことですっきりと納めることができました。
コンロは元々壁付けにされていた換気扇「ハイキエース」をそのまま使うため位置は動かしていませんが、コンロとオーブンは最新の器具に交換しました。換気扇の外壁貫通ダクトの関係でコンロ位置を変更できない…ということがこのリフォームのプランニングが大変難しくなったひとつの要素でしたが、何度もお打ち合わせを繰り返すことですっきりと納めることができました。
コンロの左側には、ホシザキ製の厨房用の食器洗浄機を組み込みました。厨房用としては一番小型の器具ですが一般家庭には十分すぎる能力で、なんと一回の洗浄は2分で完了します。後片付けだけではなくお料理中のちょっとした洗い物もすぐにできるので、作業中もキッチンが散らかりません。
コンロ右手の壁には鉄鍋用の棚をしつらえてあります。見た目では想像がつかないほど重たい鍋なので、壁の内部にステンレスのアングル金具を仕込んだ丈夫な作りの棚になっています。
コンロ右手の壁には鉄鍋用の棚をしつらえてあります。見た目では想像がつかないほど重たい鍋なので、壁の内部にステンレスのアングル金具を仕込んだ丈夫な作りの棚になっています。
メインのシンクには、タッチ機能付きのシャワー水栓とビルトイン浄水器の水栓が立ち上がっています。シンクの横には手元の目隠しと水はね防止を目的とした腰壁があり、シンクには洗剤カゴや水切りプレートが付いています。
キッチンの中心となる大型のアイランド作業台です。パンをこねたり大勢で囲んでの作業も可能なので、将来はお料理教室なども開けるかもしれません。
下部はワゴン式のゴミ箱置き場、電子レンジ置き場のほか、天板や大鍋の収納にもなっています。(キャスター付きのワゴンを取り出すとゴミ箱が出てきます。)1枚目の写真の反対側には、もともとのキッチンで使われていた6段分の引き出しが再利用されています。
下部はワゴン式のゴミ箱置き場、電子レンジ置き場のほか、天板や大鍋の収納にもなっています。(キャスター付きのワゴンを取り出すとゴミ箱が出てきます。)1枚目の写真の反対側には、もともとのキッチンで使われていた6段分の引き出しが再利用されています。
「厨房」をコンセプトにしたキッチンですが、ずっと作業をしているわけではなく、くつろぐ時間との切り分けも重要なテーマになりました。限られたスペースでふたつの相反する目的を叶えるために、照明の使い分けを利用しています。
1枚目が作業をメインにした「戦闘モード」の照明です。天井に付けた昼白色のLEDダウンライトをすべて点灯することにより、明るく冴えた空間を作ります。2枚目が「くつろぎモード」の照明です。中央に一灯だけ付けた電球色LEDのダウンライトだけを点灯して、温かみのあるほのかな空間をつくります。
「くつろぎモード」は「戦闘モード」に比べるとかなり暗く感じられますが、物の出し入れや飲み物の用意などには十分な明るさがあります。ご家族の成長と共に生活のリズムも多様化してきますが、電気の消費の少ないLED灯ならば常夜灯のように使っても良いでしょう。
1枚目が作業をメインにした「戦闘モード」の照明です。天井に付けた昼白色のLEDダウンライトをすべて点灯することにより、明るく冴えた空間を作ります。2枚目が「くつろぎモード」の照明です。中央に一灯だけ付けた電球色LEDのダウンライトだけを点灯して、温かみのあるほのかな空間をつくります。
「くつろぎモード」は「戦闘モード」に比べるとかなり暗く感じられますが、物の出し入れや飲み物の用意などには十分な明るさがあります。ご家族の成長と共に生活のリズムも多様化してきますが、電気の消費の少ないLED灯ならば常夜灯のように使っても良いでしょう。
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ダイニングテーブルの配置は変えていないので、間仕切り壁がある旧間取りと間仕切り壁を撤去した新しい間取りとで、開放感の変化がわかります。壁と天井は湿気や臭いの吸着に優れた効果のある、貝殻漆喰で仕上げてあります。
キッチンスペースの中央には小型のサブシンクを設けた広い作業スペースのアイランドを設け、大勢で作業ができるような動線がぐるりと囲んでいます。メインのシンクとコンロは、左手の壁にシンプルな直線配置としました。