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里山に囲まれた本巣市の山間部に立地する建物の改修工事です。
ご高齢のご夫婦がお住まいなのですが、現在の建物は断熱性が低く室内各所に段差が多いため、敷地内の空いている鉄骨の建物を利用して住居スペースを作りました。
冬から春への季節の移り変わりを肌で感じられる、とても印象的な現場でした。 |
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現在の問題点を解決した上で室内には老老介護がしやすいような工夫を盛り込み、自然豊かな外部との接点となる中間部分を大切にしました。お住まいになるのはご高齢のご夫婦ですが、お打ち合わせは東京と大阪に住む娘さんたちとメールをやり取りしたり、数回の面談によって進めました。
もともとの建物の構造に合わせて天井高さは2m20cmと低めの設定ですが、掃き出し窓や出入り口の引き戸を天井いっぱいに取り付け、垂れ壁などをなくしてすっきりと納めることによって窮屈さを感じさせないようにしました
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右手奥の2枚の扉がお母様の寝室で、手前の1枚の扉がトイレや洗面脱衣室を一か所にまとめたサニタリーの出入り口です。写真には写ってませんが手前側にはお父様の寝室があり、どちらの寝室からも直接サニタリーに行けるようになっています。奥の掃き出し窓の外側は外部なのですが、透明な屋根のかかった半外部になっていて、日向ぼっこや畑仕事が身近になっています。裏山の景色が見える左手の小窓側には食卓を配置します。
右の写真は出入り口の扉を全開にしたところです。介護が必要なお母様が孤独感を感じないように、リビングと一体になる作りです。室内の扉はすべて引き戸になっています。 |
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掃き出し窓の外側は半外部のウッドデッキになっています。窓上部は庇状になっていて、強い直射日光が室内に入らないようにしてあります。
今回の改修工事で住居部分としたのはもともとの鉄骨建物のおよそ半分です。残りはそのまま半外部として、畑やバーベキュースペースとして使用しています。 |
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廃物利用で作った外流しです。現在はこの横に手作りのピザ窯ができています。 |
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トイレには扉を設けずサニタリーとひとつながりのスペースし、カーテンで仕切ってあります。 |
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リビングの天井にはリングが取り付けてあり、室内で軽い体操ができるようにしてあります。 |
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玄関前はクルマが回転して横づけできるようなスロープになっています。このスロープはお父様がご自分で砂利を敷いて作りました。 |
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