焼き物の産地、土岐市でのリフォーム工事です。もともと地場産業である陶器を製造する工場併用の木造住宅だったのですが、工場部分は解体して住宅部分のみをリフォームしました。
古くても味わいのあるものが大好きなお施主様からのご依頼は、「この家の持つ雰囲気は壊さずに、生活に密接している水廻りを中心に現代の暮らし方に合わせて作り直したい」とのことでした。
子育て真っ最中の若い世帯に合わせて、シンプルで明るく、すっきりとした室内を目指しました。
古くても味わいのあるものが大好きなお施主様からのご依頼は、「この家の持つ雰囲気は壊さずに、生活に密接している水廻りを中心に現代の暮らし方に合わせて作り直したい」とのことでした。
子育て真っ最中の若い世帯に合わせて、シンプルで明るく、すっきりとした室内を目指しました。
1枚目の写真は瓦と葺き土を落とした所です。不安定な足元なので、天井を踏みぬかないように気を付けて作業します。古い野地板は使い物にならなかったので、構造用合板に取り換えることになりました。
シートで雨養生をしてから天井裏に落ちた土の掃除をしたのですが、ものすごい埃の中での作業となりました。(2名目の写真)
シートで雨養生をしてから天井裏に落ちた土の掃除をしたのですが、ものすごい埃の中での作業となりました。(2名目の写真)
掃除が完了した所で、垂木に補強の金物を取り付けました。これは、台風などの強風で屋根が浮き上がらないようにするための金物です。今までは瓦と土の重みでもっていたのすが、ガルバリウム鋼板の軽い屋根に変えるために配慮しました。天井裏を徹底的に奇麗にしたら、断熱材を敷き込んでいきます。
土壁の上には、耐力面材ダイライトを張り付けます。新築と違って、現況に合わせて張らざるを得ないので、なかなか理想的な貼り方ができないこともありますが、耐力が上がるように極力工夫しながら張っていきます。そして耐力面材の上から、防水シートで全体を包みます。
考えた結果、カウンターは雰囲気を残して玄関の飾り台としました。後ろ側は下足収納のシューズクローゼットなっています。土間を渡るのにいちいちサンダルに履き替えなくても済むように、土間の動線を残しつつ、ひとまたぎで渡れるようにスノコを設置しました。アンティークのコートハンガーもいい味を出しています。
宙に浮いたような小壁はスイッチ類などを集中させるこの家の制御センターになります。(この後でインターホンのモニター、省エネモニターなどが付きます。)
小さな棚には携帯の充電器やメモ用紙などを置き、一番下の開放された空間には電話台がちょうど納まる寸法になっています。
小さな棚には携帯の充電器やメモ用紙などを置き、一番下の開放された空間には電話台がちょうど納まる寸法になっています。
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