古くなったお住まいを解体して、同一敷地での住宅の建て替えです。「ゼロLDK」の大きな広い居住空間は、「寝る場所」「食べる場所」「くつろぐ場所」すべての要素を担っています。
個室がない分、衣類・食料品・納戸・靴・外用品・掃除用具・日用品など、用途別に収納を充実させました。
また、トイレや脱室など、水まわりの小さなスペースもこだわって作りこんであります。
個室がない分、衣類・食料品・納戸・靴・外用品・掃除用具・日用品など、用途別に収納を充実させました。
また、トイレや脱室など、水まわりの小さなスペースもこだわって作りこんであります。
道路から敷地の地盤面までは約65cmの高低差があります。元々のお住まいだった建物は、道路から三角形の急な回り階段を登ってから玄関に入る動線だったのですが、ここが危険で住みにくさを感じていました。
今回、建て主さんから最初にいただいたご要望は、この段差をどう解決するかということと、「ゼロLDKの平屋」でした。そこで、間取りを工夫して玄関を道路レベルまで下げて、これまでの外階段を建物の中にレイアウトしました。
高低差がなくなったわけではありませんが、急なコンクリートの外階段が緩やかな木の室内階段になったので、今までより安心して昇り降りしてもらえます。
今回、建て主さんから最初にいただいたご要望は、この段差をどう解決するかということと、「ゼロLDKの平屋」でした。そこで、間取りを工夫して玄関を道路レベルまで下げて、これまでの外階段を建物の中にレイアウトしました。
高低差がなくなったわけではありませんが、急なコンクリートの外階段が緩やかな木の室内階段になったので、今までより安心して昇り降りしてもらえます。
収納力たっぷりの玄関のシューズクローゼットです。4枚の引き戸を開くと24段分の可動棚と、奥には外使いの長いもの(雪かきスコップなど)を収納できる棚板の無いスペースもあります。扉には姿見の鏡もついています。シューズクローゼットとは別に、ゴミ仮置きなどに使えるスペースもあります。
ここがワンルームの広い空間です。木組みが見える木の天井と漆喰塗りの柔らかな印象が、ほんのちょっと室内を広々と見せています。建物を支える大黒柱を独立させ、この柱の手前が「寝るスペース」で柱の奥側が「くつろぐスペース」、柱の左側が動線というように曖昧に場を仕切る役割もしています。
そして左奥のキッチンスペースは天井を一段下げて仕上げ材も替えることによって、くつろぐ場と作業の場の印象を切り替えています。キッチンの天井は2m30cmとほんの少し低めに設定して、作業スペースという印象を与えるようにしました。
そして左奥のキッチンスペースは天井を一段下げて仕上げ材も替えることによって、くつろぐ場と作業の場の印象を切り替えています。キッチンの天井は2m30cmとほんの少し低めに設定して、作業スペースという印象を与えるようにしました。
こんなところにも、つくり手のこだわりがあります。天井と壁の境には、通常ですと「廻り子」という見切り材を入れて仕切るのですが、このように目地(溝)をつくって納めることもできます。
手間はかかるのですが、空間を構成する線を少しでも減らすことで、スッキリと気持ちの良い印象になります。
手間はかかるのですが、空間を構成する線を少しでも減らすことで、スッキリと気持ちの良い印象になります。
キッチン全体は白でまとめました。奥には小窓があって、開けると南北に風が流れます。この小窓が駐車スペースの天井の高さになっています。キッチンの背面収納にはゴミ箱のスペースがありますが、このスペースがないとキッチンが雑然としてしまいます。
日用品の収納はワンルームの壁面にしつらえました。3枚の扉閉じると中段部分は飾り棚が見えるようになっており、手芸の先生をしておられたお母様の作品が並びます。
扉を開くと、左側下部が日用品の収納になっています。上段は電気の分電盤やモデム・ルーターなどの設備機器が並びます。扉の右側部分は仏間になっていて、仏壇と仏具の収納になっています。
ご高齢の親戚も多いので、椅子に座ってお参りできるような高さに仏間を設けました。かつては「仏壇は和室に」という考え方が当たり前でしたが、仏様をより身近に感じられるこのようなしつらえも良いと思います。仏間には旧宅の床の間からはずしてきた材料を再利用しています。
扉を開くと、左側下部が日用品の収納になっています。上段は電気の分電盤やモデム・ルーターなどの設備機器が並びます。扉の右側部分は仏間になっていて、仏壇と仏具の収納になっています。
ご高齢の親戚も多いので、椅子に座ってお参りできるような高さに仏間を設けました。かつては「仏壇は和室に」という考え方が当たり前でしたが、仏様をより身近に感じられるこのようなしつらえも良いと思います。仏間には旧宅の床の間からはずしてきた材料を再利用しています。
掃除用具の収納です。左側の縦長のスペースは掃除機置き場になっていて、充電のためのコンセントもあります。掃除用具の収納は床から少し浮かしてあって、このスペースはルンバの基地になります。奥にはルンバ用のコンセントもあります。
脱衣室は広めに3帖分とりました。洗面台は椅子に腰かけても使えるような木のカウンターです。木のカウンターにする場合は、水栓金具が取り付くようなタイプの陶器を選ぶのがポイントです。カウンターに直に水栓金具を取り付けると、垂れた水でカウンターを傷めてしまいます。
脱衣室にはエアコンをつけて乾燥室も兼ねるようにしました。掃き出し窓はウッドデッキにつながっているので、短い動線で洗濯物を外に干すことができます。
脱衣室にはエアコンをつけて乾燥室も兼ねるようにしました。掃き出し窓はウッドデッキにつながっているので、短い動線で洗濯物を外に干すことができます。
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軒はできるだけ深くつくる方が、日本の気候に適しています。特に昨今の豪雨や長雨の時には、建物を守る重要な役割をはたします。