環境設計mikanの横井杏起さんが設計した住宅の、施工部分を四季の家工房が担当しました。ネオマフォームとダンシーツによる断熱・気密施工をした上で、MaHAt（マッハ）システムと言う全館空調を採用しています。
このシステムは小型の壁掛けエアコン1台と熱交換換気扇、換気ダクトの組み合わせで、冷暖房・換気・除湿等を同時に行うことのできる次世代の省エネ空調システムです。
こちらの建物は、気学に基づいた「気」の流れを採り入れた設計になっています。一般的に「家相」を苦手とする設計事務所が多い中、環境設計mikanさんは初期の計画から気学に基づいてプランニングができるので、こだわりのある方にはうってつけの設計者です。
このシステムは小型の壁掛けエアコン1台と熱交換換気扇、換気ダクトの組み合わせで、冷暖房・換気・除湿等を同時に行うことのできる次世代の省エネ空調システムです。
こちらの建物は、気学に基づいた「気」の流れを採り入れた設計になっています。一般的に「家相」を苦手とする設計事務所が多い中、環境設計mikanさんは初期の計画から気学に基づいてプランニングができるので、こだわりのある方にはうってつけの設計者です。
外壁はネオマフォームの外張り断熱に、通気層を確保した上でタイルを貼る「はるかべ工法」を採用しました。外構はリビングデザインによる造園です。門柱はウリン材で作りました。
リビングは梁の一部を現して高めの天井となっています。キッチンはリビングと一体になっている半オープンのスペースで、右奥のダイニングスペースにはパソコンやFAX置き場を造り付けてあります。
大理石のキッチンは、お施主様のご友人であるキッチン作家の作品です。キッチンの背面には、電子レジなどの器具置き場と収納が作り付けてあります。
縦長の窓を3つ配置した和室です。
和室の中央には総桧造りの神棚を造り付け、両側に床の間と仏間を配置しました。
和室の収納には桐材をスノコ状に作った布団用の棚と、長いものを収納するスペースを設けました。収納奥に見える右上のグリルはMaHAｔ（マッハ）システムの通気口で、収納名部にも空気を循環させるものです。収納扉の上部はオープンになっていて、収納内と室内の空気を循環させるようになっています。
2階の個室は屋根なりの斜め天井にして、屋根組の木構造を現してあります。
各室の収納扉の上部は、空気循環のためにオープンになっています。
洗濯物の乾燥室を兼ねた洗面脱衣室の下部には、洗濯カゴなどを置けるカウンターを造り付けてあります。洗濯機スペースには小物置きのニッチ棚があり、洗濯機周辺の壁にはキッチンパネルを腰高さまで張ってあります。
洗濯水栓は、万が一ホースが破裂した時に自動で停止する緊急止水機能付きです。
洗濯水栓は、万が一ホースが破裂した時に自動で停止する緊急止水機能付きです。
MaHAｔ（マッハ）システムの空調室内部です。畳1帖のスペースに、エアコンと各部屋に冷気暖気を送るファンを並べて設置してあります。各ファンからは断熱されたダクトで各部屋に冷気暖気を送りこまれ、空調室の内部には床・壁・天井ともに断熱されたアルミシートを隙間なく貼ってクーラーボックス状になっています。
外部からの空気は、このフィルターを通して熱交換されてから空調室に入ります。
各部屋にはMaHAｔ（マッハ）システムの吹き出し口があります。冷暖房・換気・除湿等を同時に行い、全館空調を実現しています。
階段のケコミ板に加工を施し、廊下階段部分とリビングの空気が循環するようにしてあります。
MaHAｔ（マッハ）システムのコントローラーは、リビングに設けたニッチスペースに集中して配置してあります。
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