小さな家ではありますが、軒を深く出し、全体の高さを抑えることによって安定感のある落ち着いた外観になりました。
屋根と外壁にはガルバリウム鋼板を用いてシンプルに納めつつも、軒裏や垂木などの木部はあらわしとし、全体にほんのりと「和」のテイストを感じられるようなバランスにしてあります。
内装は、柱や梁などの構造材をそのまま意匠に活かした真壁づくりです。床と天井には無垢の木板を張り、壁には三菱マテリアル製の「モイス(内装用)」を使用しました。
竣工時はちょうど梅雨の真ん中でしたが、モイスの調湿消臭機能が働いて、快適な空間でした。
屋根と外壁にはガルバリウム鋼板を用いてシンプルに納めつつも、軒裏や垂木などの木部はあらわしとし、全体にほんのりと「和」のテイストを感じられるようなバランスにしてあります。
内装は、柱や梁などの構造材をそのまま意匠に活かした真壁づくりです。床と天井には無垢の木板を張り、壁には三菱マテリアル製の「モイス(内装用)」を使用しました。
竣工時はちょうど梅雨の真ん中でしたが、モイスの調湿消臭機能が働いて、快適な空間でした。
間口8m×奥行き29mという細長い敷地に建てた木造2階建ての住宅です。南側は畑なので、現在は日当たりや通風などの条件がとても良いのですが、将来的に建物が建つ可能性は否定できません。
そのため、南側には十分なゆとりスペースを設ける必要があり、建物の間口は2間半(4.55m)という細長い形状にせざるを得ませんでした。こうした条件を逆手に取って、奥行き感があり広がりを感じさせるような間取りの工夫をしてあります。
そのため、南側には十分なゆとりスペースを設ける必要があり、建物の間口は2間半(4.55m)という細長い形状にせざるを得ませんでした。こうした条件を逆手に取って、奥行き感があり広がりを感じさせるような間取りの工夫をしてあります。
玄関からリビングに入る扉を開けると、廊下を通して一番奥の勝手口まで、一直線に目線が抜けます。奥行き感を演出すると共に風の通り道にもなる、この家の特徴的な部分です。
玄関の上がり口には、昇降をサポートする竪手摺を取り付けました。高齢者はもちろんですが、若い方でもこういう手摺は結構便利なものです。手摺の横の壁には、姿見の鏡を付けました。玄関に隣接した土間納戸の奥は、シャッターを上げるとサービステラスにつながります。
玄関の上がり口には、昇降をサポートする竪手摺を取り付けました。高齢者はもちろんですが、若い方でもこういう手摺は結構便利なものです。手摺の横の壁には、姿見の鏡を付けました。玄関に隣接した土間納戸の奥は、シャッターを上げるとサービステラスにつながります。
玄関からリビング空間に入った所です。一段上がった畳の間が主なスペースとなりますが、廊下もリビング空間の一部になっており、狭さを感じさせない間取りになっています。オープンな空間を快適な空間にするため、建物全体の断熱を高断熱化しました。
照明器具は用いず、陶器製のソケットに電球型の蛍光灯を付けただけのローコストな「あかり」を使っています。掘り座卓も手作りの物です。
照明器具は用いず、陶器製のソケットに電球型の蛍光灯を付けただけのローコストな「あかり」を使っています。掘り座卓も手作りの物です。
畳の間の掃き出し窓には、和紙のプリーツスクリーンがついています。
これは2段構造になっていて、完全に目線を切りたい時は和紙部分が全面に広がり、通気したい時は和紙を畳みレース地を広げます。半分和紙、半分レースの状態で使うことも可能です。
これは2段構造になっていて、完全に目線を切りたい時は和紙部分が全面に広がり、通気したい時は和紙を畳みレース地を広げます。半分和紙、半分レースの状態で使うことも可能です。
キッチンの引き出し本体は桐板でできています。キッチンは建て主さんのお友達であるアマチュア木工家とのコラボレーションですが、建て主さんも何度となく工房に足を運びお手伝いをした、文字通りの手作りキッチンです。
寝室です。畳部分に布団を敷いて、手前の板の間にはドレッサーやチェストなどの家具を置いて使います。
写真右手奥はウォークインクローゼットになっており、ハンガーパイプや衣装ケースを置くスペースを設けました。
写真右手奥はウォークインクローゼットになっており、ハンガーパイプや衣装ケースを置くスペースを設けました。
四季の家工房の家はライフスタイルに考慮した
「あなただけの家」です。
間取りや細部にとことんまでこだわり、
あなたと共に造り上げます。
四季の家工房の家にご興味を持ちましたら
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右手の屋根の下はサービステラスになっていて、シャッターを上げると隣接する土間納戸とつながります。