住居部分と作業スペースのある物置部分が別棟になった2階建ての住宅です。
敷地南側には視線を遮るものが何もなく、明るくて開放的な上、すぐ裏の河川敷で行われる花火大会が居ながらにして見物できると言うおまけつきです。
反面、風向きによっては花火のチリが屋根に載ってしまい、掃除を怠ると雨樋を詰まらせたり、屋根を劣化させたりという難点もあります。こうした特殊な条件も踏まえてプランニングしました。
敷地南側には視線を遮るものが何もなく、明るくて開放的な上、すぐ裏の河川敷で行われる花火大会が居ながらにして見物できると言うおまけつきです。
反面、風向きによっては花火のチリが屋根に載ってしまい、掃除を怠ると雨樋を詰まらせたり、屋根を劣化させたりという難点もあります。こうした特殊な条件も踏まえてプランニングしました。
基本的な構造は大黒柱を中心とした「田の字」型です。4メートル離れた作業スペースの別棟とは、勾配の緩い大きな屋根でつなぎました。屋根の下は南北に開放した通り土間として、玄関ポーチや作業スペース側への搬入口、そして雨の日の遊び場などを兼ねています。
屋根の上には約8畳分の広いデッキスペースを設けましたので、物干しや花火見物、又普段の生活の延長としても使えるようにしてあります。ここからハシゴを使えば屋根に上ることもできますので、安全に花火の掃除をすることもできます。
屋根の上には約8畳分の広いデッキスペースを設けましたので、物干しや花火見物、又普段の生活の延長としても使えるようにしてあります。ここからハシゴを使えば屋根に上ることもできますので、安全に花火の掃除をすることもできます。
リビング東面にはTVラックを兼ねた収納が造り付けられています。右側上部の扉を開くと一部が郵便受けになっていますので、室内から新聞を取ることができます。天井には大型の障子を水平に吊って、手作りの照明としました。
リビングと一体になった畳の間です。北側隣地からの目線を切るために、障子は低めにしました。リビングと畳の間は全て開放することも出来ますし、引き込まれている3本引きの襖によって仕切ることもできます。
欄間(らんま:襖の上部)はオープンにしてありますが、これも広く感じさせる工夫です。
欄間(らんま:襖の上部)はオープンにしてありますが、これも広く感じさせる工夫です。
階段の下は開放された空間になっており、ここに蓄熱暖房機を設置しました。中には特殊なレンガが入っていて、深夜電力で高温に焼いた熱を蓄熱し通常の時間帯に放出します。
ものすごく暖かいと言う訳ではないのですが、ほんわかと常に暖かいのが特徴です。
ものすごく暖かいと言う訳ではないのですが、ほんわかと常に暖かいのが特徴です。
リビングと一体のキッチンです。キッチンは全てオリジナルの手作りです。リビング側から流し廻りが直接見えないように、流しの腰壁はちょっと高めにしてあります。
手元灯は余った梁の材料で作りました。下にぶら下がっているのは、何かと引掛けられるハンガーです。流し上部に吊ってあるので、引っ掛けたものからしずくが垂れても大丈夫です。
手元灯は余った梁の材料で作りました。下にぶら下がっているのは、何かと引掛けられるハンガーです。流し上部に吊ってあるので、引っ掛けたものからしずくが垂れても大丈夫です。
廊下や脱衣室、トイレの欄間(らんま:扉の上部)もガラスで仕切られており、天井を連続させてあります。割れた時に配慮して、全ての欄間ガラスには飛散防止フィルムが貼ってあります。一階のトイレの内部にも木をふんだんに使ってあります。
階段はできる限りゆるい勾配に作りたいところですので、折り返しの踊り場でも極力段数を稼ぐようにしました。踊り場にはフットライトを付けてあります。(四季の家工房の家では標準仕様です。)
明るさセンサーで自動点灯する常夜灯ですが、LEDのため電気代はほとんどかかりません。
明るさセンサーで自動点灯する常夜灯ですが、LEDのため電気代はほとんどかかりません。
子供スペースは現在の所、ひとつの大きな空間にしてあります。家族構成の変化によっては間仕切って使うことも可能です。
中央の段はロフトへの上り下りが少しでも安全になるように設けた踊り場ですが、高さが1m20cmなので荷物の上げ下げも安全にできます。ロフトは寝室の上に位置しますが、空間としては子供スペースにつながっています。
中央の段はロフトへの上り下りが少しでも安全になるように設けた踊り場ですが、高さが1m20cmなので荷物の上げ下げも安全にできます。ロフトは寝室の上に位置しますが、空間としては子供スペースにつながっています。
四季の家工房の家はライフスタイルに考慮した
「あなただけの家」です。
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外壁の仕上げはそとん壁塗り、木部はウッドロングエコでエイジング処理(古く見せる)してあります。