吹き抜けとスキップフロアを上手に活用した木造住宅です。ハイサイド窓と天窓のから入る明かりが吹き抜けとスキップフロアを抜け、居間やダイニングだけでなく建物の最も奥まった部分に位置する玄関にも届くように仕上げました。
空間自体はほとんどの部屋を一体に繋げていますが、スキップフロアによりプライバシーの段階を区切ってあります。
寝室にはトイレとクローゼットを隣接させ、吹き抜けに面した内部窓を配置しました。これにより、居間やダイニング、子供部屋、玄関まで全ての部屋の気配が伝わるようになっています。
空間自体はほとんどの部屋を一体に繋げていますが、スキップフロアによりプライバシーの段階を区切ってあります。
寝室にはトイレとクローゼットを隣接させ、吹き抜けに面した内部窓を配置しました。これにより、居間やダイニング、子供部屋、玄関まで全ての部屋の気配が伝わるようになっています。
豊かな緑に囲まれるという環境に恵まれた敷地だったのですが、反面、西側の森によって午後の陽射しがカットされ、昼過ぎにはほとんどに陽が当らなくない(特に冬場は顕著)と言う難点がありました。
そこで、1日中安定した明るさを得るために建物の1番高い部分にハイサイド窓を6個並べ、午後の光を積極的に取り入れることを提案しました。
そこで、1日中安定した明るさを得るために建物の1番高い部分にハイサイド窓を6個並べ、午後の光を積極的に取り入れることを提案しました。
玄関ポーチに入る格子戸は倉庫用の吊りレールを使って吊り下げてあります。
このポーチは格子戸を施錠すると、土間納戸、玄関扉、居間の地窓など各方位の開口部を開放することができ、防犯面と風の取り込みを同時に実現しています。
このポーチは格子戸を施錠すると、土間納戸、玄関扉、居間の地窓など各方位の開口部を開放することができ、防犯面と風の取り込みを同時に実現しています。
やや薄暗く低めの天井のポーチから中に入ると、明かりがたくさん落ちてくる吹き抜けの玄関となり、頭上の開放感が強調されています。玄関扉の両袖はブラインド内蔵のペアガラスとなっており、ブラインドを開閉させることで印象がガラリと変わります。
ワークトップはステンレスを特注したオリジナルの木製キッチンです。キッチン南側の壁には小さな窓があり、敷地アプローチの通路に目線が届くようになっています。通勤通学の家族を見送ったり、外部から人の出入りが感じられるようにしました。
帰宅する時も最初にこの窓が目に入るので、小さい窓ながら位置付けとしては大きな意味のある窓となりました。
帰宅する時も最初にこの窓が目に入るので、小さい窓ながら位置付けとしては大きな意味のある窓となりました。
北に面した子供部屋では一日中安定した明かりを得ることができます。1枚目は東から西に見たところ、2枚目は西から東に見たところですが、一部は吹抜けになっていてハイサイド窓からの光が落ちてきます。壁面収納も設けてあります。
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