パン屋さんを併設した木造住宅です。西面は隣地建物と近接しているため採光があまり期待できませんでしたが、ハイサイド窓を隣地建物より高い位置に設けたため、午後の遅い時間帯にはこの窓から意外性のある光が入ってきます。
入った光は内部の白い壁(チャフウォール)に拡散され、柔らかい光になって広がりますので、西日の影響はあまり受けません。
2階の1角には透明な屋根のついたバルコニーを設けました。バルコニーから入った光は、2階ホールや階段吹き抜けを通って玄関まで落ちます。
入った光は内部の白い壁(チャフウォール)に拡散され、柔らかい光になって広がりますので、西日の影響はあまり受けません。
2階の1角には透明な屋根のついたバルコニーを設けました。バルコニーから入った光は、2階ホールや階段吹き抜けを通って玄関まで落ちます。
西と東の隣家と近接していて、東側は一段高くなった崖上の家から見下ろされるという敷地でしたので、普通に建てたのでは室内が暗い建物になってしまうと思いました。又、敷地の傾斜を利用して、道路からお店までの高低差を出来だけ小さくしようと考えました。
「洗濯物もお客様の目につかないところで」「家族の動線とお客様の動線は交わらないように」「近隣からの目線をできるだけカットしたい」…いろいろな条件を頭に置いた上で、一番最初に思いついたのが、吹抜け状の通り土間と高い位置にある明かり取りの窓です。
日光はそのままだと強すぎるので壁に反射させて光を柔らかくする。その光が通り土間のスリット状の吹き抜けを通って、建物の奥に位置するカフェカウンターや玄関、キッチンに落ちてくる…このイメージを少しづつふくらませていきました。(模型は1/50スケールです。)
「洗濯物もお客様の目につかないところで」「家族の動線とお客様の動線は交わらないように」「近隣からの目線をできるだけカットしたい」…いろいろな条件を頭に置いた上で、一番最初に思いついたのが、吹抜け状の通り土間と高い位置にある明かり取りの窓です。
日光はそのままだと強すぎるので壁に反射させて光を柔らかくする。その光が通り土間のスリット状の吹き抜けを通って、建物の奥に位置するカフェカウンターや玄関、キッチンに落ちてくる…このイメージを少しづつふくらませていきました。(模型は1/50スケールです。)
お店のアプローチは休憩もできる小さなお庭になっています。茶色い部分は「固まる土」と言います。読んで字のごとく土が固く締め固まる土舗装です。
浸透性があって仕上がりも自然な土の表情でありながら、車が乗っても大丈夫なほど硬くなります。印象としては、土とコンクリートの中間くらいな感じです。
浸透性があって仕上がりも自然な土の表情でありながら、車が乗っても大丈夫なほど硬くなります。印象としては、土とコンクリートの中間くらいな感じです。
併設のパン屋「脇田屋」さんは平成19年の春にオープンしました。パンを焼くのは週3回で、火・木・土のお昼頃に焼きあがります。
しっかりとした歯ごたえのある、どっしり重たいパンです。素朴な味わいがたまりません。
しっかりとした歯ごたえのある、どっしり重たいパンです。素朴な味わいがたまりません。
写真左は引き戸を開けたところ、写真右は引き戸を閉めたところです。玄関手前に入ってくる光は、透明な天井を抜けて入ってきますのでとっても明るいと言うわけではありません。しかし、意外性のある明かりなので、ほんのり明るいだけでけっこう明るく感じます。
2階フリースペースに隣接するバルコニーです。バルコニーと通り土間の吹き抜けに挟まれた空間なので、とても明るい作業の場になりました。
壁際には4mのカウンターが設置されていますので、みんなの勉強スペースとして使われています。
壁際には4mのカウンターが設置されていますので、みんなの勉強スペースとして使われています。
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