木造平屋建ての母屋に接続させて、2階建て木造住宅を増築しました。
敷地と部屋配置の条件で、採光の確保が困難な条件でしたが、2階の建物中央部にインナーバルコニーを配し、バルコニーに面したスリット状の吹抜けをL字型に組み合わせたり、窓を工夫したりして、明かりを積極的に取り込みました。
生活の中心は既存の母屋を使い、1階は来客用の和室、2階は子世帯の生活の場とし、生活動線を切り離して設計しました。
敷地と部屋配置の条件で、採光の確保が困難な条件でしたが、2階の建物中央部にインナーバルコニーを配し、バルコニーに面したスリット状の吹抜けをL字型に組み合わせたり、窓を工夫したりして、明かりを積極的に取り込みました。
生活の中心は既存の母屋を使い、1階は来客用の和室、2階は子世帯の生活の場とし、生活動線を切り離して設計しました。
東側に3階建ての商業ビル、西側には平屋の母屋があり、南北に細長い建物の配置にとなります。2階建てで、1階部分に2間続きの和室をご要望でしたが、和室の位置はちょうど母屋と東側建物に挟まれるため採光が非常に困難でした。
そこで、2階中央部分に約9帖の広いインナーバルコニーを設け、バルコニーからスリット状の吹き抜けを通して光を取り入れることをご提案しました。（模型は1/100スケールです。）
そこで、2階中央部分に約9帖の広いインナーバルコニーを設け、バルコニーからスリット状の吹き抜けを通して光を取り入れることをご提案しました。（模型は1/100スケールです。）
廊下収納は宙に浮かせ、上下の高窓の他、地窓からも光を取り入れるようにしました。
廊下上部は吹き抜けになっており、バルコニーと天窓からの光を1階まで導きます。
廊下上部は吹き抜けになっており、バルコニーと天窓からの光を1階まで導きます。
吹抜けを見上げた状態です。
吹き抜けの上部です。高い位置の小窓は2階リビングに光を入れるために配置してあります。
2階の廊下は吹抜けに架かる橋のようなイメージで設計しました。南北を貫く動線であると共に、光を取り入れるために重要な役割を持ちます。又、廊下の一部はミニキッチンとしての機能も持っています。
インナーバルコニーを囲むように2階の部屋が配置されています。
バルコニーの1面のみが外部に開放されていますが、背の高い目隠し格子があるので、外部から視線が入ることはありません。
プライベートな使い方のできるバルコニーになっています。
バルコニーの1面のみが外部に開放されていますが、背の高い目隠し格子があるので、外部から視線が入ることはありません。
プライベートな使い方のできるバルコニーになっています。
奥の寝室と手前のリビングは、引き分け扉で仕切られています。閉め切ると、床や壁、天井の境界が曖昧な真っ白い空間に変身します。
南側の個室からは玄関吹き抜けを渡ってバルコニーに出入りできます。吹き抜けにはスノコの床が橋のように架かっています。
各個室のクローゼットにはワイヤーラックを造り付けました。
ワイヤーラックは前と後ろの二段構えになっていますので、前後のラックを入れ替えるだけで衣替えができます。
ワイヤーラックは前と後ろの二段構えになっていますので、前後のラックを入れ替えるだけで衣替えができます。
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玄関正面には目線をひきつける地窓（アイストップとしてのピクチャーウインドウ）も設けました。